LINEがバーバリーのグローバルパートナーとしてロンドンからファッションショーを生中継

WRITER : 野田 勝

  小売業界トレンド

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バーバリーアイキャッチ

引用:The global partnership will offer users of the Japanese social platform LINE unique creative content

LINEでバーバリーのファッションショーが見られるようになる。2月5日にLINE株式会社(以下LINE)とバーバリージャパン株式会社(以下バーバリー)は、グローバルパートナーとして今後様々な取り組みを共同で行っていくことを発表した。直近では、LINE公式アカウントのリアルタイム動画配信機能「LINE.LIVE.CAST」を活用して、2月23日にロンドンで開催されるバーバリーのファッションショーを生中継することが決定している。

▼参照

株式会社LINEニュースリリース

今年6月に三陽商会とのライセンス契約を終了するバーバリー

引用:http://www.burberry-bluelabel.com/

日本でのバーバリーブランドといえば、「バーバリー・ブラックレーベル」や「バーバリー・ブルーレーベル」を思い浮かべる人も少なくないだろう。この二つは、これまでバーバリー商品の企画・製造・販売ライセンスを供与されてきた三陽商会による独自ブランドだ。バーバリーは、その三陽商会との契約を2015年6月で終了させることを昨年5月に発表し、話題を呼んだ。今後バーバリーは日本市場での販売を直営展開にシフトしていき、2017年までに日本国内の直営店を、現在の16店舗から最大55店舗まで増やす計画であるという。

▼参照

株式会社三陽商会ニュースリリース

 

LINEとの協業は日本上陸を見据えてのブランディング戦略か


スクリーンショット 2015-02-12 17.58.48

引用:LINE 2014年10月-2015年3月媒体資料

LINEは日本で最大規模のシェアを誇るメッセージアプリである。LINE 2014年10月-2015年3月媒体資料によると、LINEの国内ユーザー数は2014年7月の段階で5200万人にものぼり、毎日LINEを利用するアクティブユーザーは66.6%にも上るという。

今年6月で三陽商会とのライセンス契約が終了し、日本で”ラグジュアリーブランド”としての地位を確立していかなくてはならないバーバリーは、毎日約3400万人が利用するLINEを通じて、本場のファッションショーの様子を日本へと配信し、”プレミアムブランド”と位置づけられていた三陽商会の「ブラックレーベル」「ブルーレーベル」とは異なるブランドイメージを日本に根付かせたいのではないかと推察される。

LINEとの協業で本場バーバリーのブランドコンセプトを日本に届ける

バーバリー.チーフ・クリエイティブ兼エグゼクティブ・オフィサーを務めるChristopher.Bailey氏は今回の協業に関して以下のようにコメントしている。

以前より優れた革新性と創造性に敬意を表していたLINEと協業できる事を非常に嬉しく思います。今回のコラボレーションを通じて、バーバリーの豊かな歴史やデザイン文化をよりパーソナルな形で日本の皆さんに伝えていきたいと思います。

これまで日本で広く展開されてきた三陽商会のブランドイメージを刷新し、歴史あるバーバリーのブランドコンセプトを、LINEを通じて日本の顧客へと届けていきたい考えを示している。

これから本格的な”日本上陸”を果たすバーバリーは、どのように日本でその地位を確立していくのか。今後の動向に注目だ。

▼参照

LINE株式会社ニュースリリース

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