【インタビュー】「2018年。3年後のWeb戦略」物流ビジネスで世界進出を支える オープンロジの挑戦―【前半】

WRITER : Editorial department

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この記事は、「アパレルマーケティング」より転載。

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伊藤秀嗣CEO

「単純なことを複雑にやってしまうのがアマチュアで、複雑なことを単純にやるのがプロフェッショナルである」――前人未踏の新記録を次々と樹立していた日本を代表するスポーツ選手が昔、インタビューに答えた時の言葉だ。何事も単純に考えればよいという話ではなく、プロフェッショナルであれば努力して余計なものをそぎ落としていくという話だが、株式会社オープンロジ(以下、オープンロジ)は今、物流の世界でそれをやろうとしている。

2014年10月に本格運用が始まった物流アウトソーシングサービス「オープンロジ」は、中小規模のEC事業者や個人までが利用できるように“簡略化された物流業務”と“見積もり不要のオープンな料金体系”が特長である。

 

彼らは物流業務という専門的で手間も費用もかかってしまう複雑な業界に、単純明快な“早い、安い、簡単”を持ち込んだ。さらに、誰でも簡単に物流をアウトシーシングできる世界になれば、海外進出や地域活性化に繋がるというプランも持っている。物流ビジネスから日本全体を盛り上げようとしているオープンロジの伊藤秀嗣CEOに、同サービスの強い、ビジョンについて聞いた。

「早い・安い・簡単」 既成概念を覆す3つの強み

まず起業されたきっかけを教えてください。

2013年12月25日に起業しました(なんとクリスマス)。メンバーは全部で6人いますが、そのうち4人はエンジニアです。ECサイトを簡単に始められる時代になったのに、物流などの販売業務を簡単にサポートするサービスがなかったので、物流システムをアウトソーシングできるオープンロジを立ち上げました。

前職は雑誌専門のオンラインストアを運営している「Fujisan」という企業で立ち上げ時期から関わっていたのですが、その時に物流周辺を担当する機会がありました。その時に物流企業から提出してもらった見積書が専門的すぎて分かりづらく、さらに複雑な業務なので、調整にとても労力がかかってしまったという体験をしました。

既存の物流会社だと、サイトを見ても料金表がなくて、いちいち問い合わせする必要があり、物量によって値段が大きく変わる不透明さがあります。さらに交渉や準備で最低でも1ヶ月はかかってしまうスピード感が今の時代にマッチしていないように感じていました。

専門性の高い物流業界への新規参入のハードルは高くなかったですか。

物流業は複雑な業務の連続なので、それをシンプルにするための改善は骨が折れる作業です。様々な調整も必要になってくるので、ハードルはとても高かったです。今はオープンロジの事業に共感してくれた物流パートナーと一緒に、シンプルにするための仕組みを練り上げている段階です。

旧来の物流企業と比較した時のオープンロジの強みはどこにありますか。

“早い、安い、簡単”の3点です。1つ目の「早い」は、会員登録後にすぐに利用できるという点です。最短で2日もあれば利用できます。

2つ目の「安い」ですが、価格は私たちが物流パートナーと調整していますので、個別に依頼した時に比べ大幅なコスト減が見込めます。また価格はサイトに公開しているので明朗会計という点も強みです。

3つ目の「簡単」は、専門性を持っていない人でも操作できるように運用画面をシンプルな形で開発しています。

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【図1】価格表

倉庫はどちらにあるのでしょうか?

今のパートナーさんの倉庫は埼玉県にあります。東京近郊のお客様に利用してもらう利便性は高いです。

物流企業は単独でもビジネスを成立させることはできますが、あえてオープンロジと一緒にやるメリットはどこにありますか。

専門性が高い物流企業は、業務においてはプロフェッショナル意識の高い会社が多いのですが、どこか職人気質があって、営業側面が苦手な会社さんが多いようです。ですから、顧客開拓の部分でオープンロジにメリットを感じてもらっていると思います。

特に、既存の物流会社は大口の大企業さんを相手にしているケースが多い。一方で、従量課金で利用できるオープンロジは、ロングテールに広げやすいんです。

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【図2】メニュー画面。シンプルで使いやすいデザイン。

後半に続く

この記事は、「アパレルマーケティング」より転載。

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