海外ファッションECサイト&O2Oアプリを比較してみた

WRITER : Editorial department

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この記事は、アパレルマーケティング(http://www.apparel-marketing.com)より転載しております。

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国内のファッションブランドもここ最近アプリが増えて来ましたが、海外に目を向けると数年前からアプリを展開しているブランドもあり、日本以上に進化しています。例えば、ユニクロアプリやスタートトゥデイが展開予定しているWEAR.JPでも話題になってますが、バーコードをスキャンする機能は当たり前のように導入されていました。O2Oを考える上では必須の機能なため、今後導入されるブランドはさらに増えていくことでしょう。

これら機能はもちろん、アプリの速度、インターフェースなど海外のファッションEC&O2Oアプリから参考になる部分は沢山あるので、秀逸な海外アプリのポイントを少し紹介します。

圧倒的な表示速度のH&M

どんなにカッコいいインターフェースでも、どんなにコンテンツが有用であっても表示速度が遅ければ宝の持ち腐れです。本当に良いアプリとはシンプルに早く日常使いできるものだと個人的には思います。特にWEBマーケッターであれば表示速度の重要性は言うまでもありません。

■アマゾンはページの反応が0.1秒遅くなると、売り上げが「1%ダウン」する

■グーグルのページ反応が0.5秒遅くなると、アクセス数が「20%ダウン」する

■一般的に表示スピードが1秒遅くなると、PVは11%、コンバージョンは7%、顧客満足度は16%ダウンする

これらのデータでも実証されているように、自己満足のアプリから脱却するために表示速度、反応速度については最も優先的に考えるべきです。それをまさに解決しているのがH&MのECアプリです。アイテム一覧ページの表示速度は爽快です。このレベルまで到達出来れば、スマートフォン(3G回線)でのお買い物もストレスを感じずにサクサクと購入できます。

H&M

秀逸なインターフェースのZARA

究極に無駄を省き、シンプルなUI、ユーザービリティを徹底的に考慮した操作性、すべてが一流です。さすが世界屈指のファッション企業だけあります。

ZARA

TOP画面には境界線や余白すらありません。デザインに携わっていると、ついついデザインを付け足してたくなりますが、本来デザインする上で重要なのはいかに「削る」か、これに尽きます。

O2Oの先駆け、ノードストローム

ノードストロームを語る上で、「Pick Up in Store」は外せません。O2Oという言葉の代表的な機能かもしれません。ネットやアプリでアイテムを見て、そのまま気に入ったものは店頭取り寄せ。

NORD

まだ日本では実現できている企業は少ないですが今後確実に増えていくでしょう。日本でO2Oの先駆け的存在のユナイテッドアローズオンラインストアでは、店頭在庫をネットで参照できるようにもなっており近しいことは既に実現しています。

UA

 全部入りFree People

最後にご紹介するのは日本であまり聞きなれないファッションブランド、Free People。米URBAN OUTFITTERS(アーバンアウトフィッターズ)社が展開するアメリカ発のライフスタイルカジュアルブランドです。

Free

ひと通りアプリを使ってみると、前述のアプリに組み込まれている機能はほぼ網羅しています。それに加えて、Free Peopleアプリの特徴的な機能としてユーザーがアカウントを持ってコミュニケーション出来るプラットフォームになっていることです。

例えばFree Peopleの服を着て撮った写真を投稿したり、他の人が投稿している写真をブックマークしたり、その人自身をフォローしたりとFree Peopleがある種SNSのプラットフォームになっています。

マイ・アカウント

My

自分の写真を撮って投稿したり、レビュー書いたりなど充実したマイページになっています。

フォローユーザー画面

YU

お気に入りの人がいたらフォローすることができます。まるでインスタグラムのような機能です。アイテム軸からもユーザーのスタイリングが参照でき、見れば見るほど楽しくなります。ユーザー参加型は相当コアなファンがいないと実現が難しいですが、例えばユーザーでなく、「スタッフ」という軸で展開しても面白いですね。

最後に

O2Oを考える時、これらのようなスマートフォンアプリがいかに重要であるか、多少なり気づきがあったのではないでしょうか?スマートフォンサイトとアプリの違いが特に分からないというような声をたまに聞きますが、今回事例に挙げたアプリをひと通り触って頂ければアプリでなくてはいけない理由が見えてきます。とりあえず作った的なアプリでなく、O2Oを軸としたアプリを検討してみてはいかがでしょうか。

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