O2O・オムニチャネル時代のマーケティング担当者が抑えるべき5つのキーワード(その1)

WRITER : Editorial department

  小売業界トレンド

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今年から新たにマーケティング担当になった方は、このO2Oイノベーションラボの読者の中にどれくらいいるだろうか?今回は基礎編として、マーケティングを仕事にしている人なら一度は聞いたことがあるであろう下記のキーワード5つを紹介する。

①O2O

②オムニチャネル

③カスタマージャーニーマッピング

④ショールーミング

⑤インストアマーケティング

 

共通言語となったO2O・オムニチャネル

まず最初に2014年マーケターの方々は、特によく聞いたり目にしたであろう2つのキーワードを紹介する。Googleトレンドを見ると、O2Oが2005年頃から検索されているのに対し、オムニチャネルは2012年から検索されていて比較的新しいキーワードであることが分かる。

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O2O

O2Oとは、Online to Offline(オンライン・トゥ・オフライン)の略で、主にEコマースの分野で用いられる用語である。物の販売に携わるモバイルアプリやWebサービスなどインターネット上(オンライン)で集客し、実際の店舗(オフライン)へ誘導して商品の購入を促す仕組みのことを指す。

参考記事:今月の国内小売O2O記事5選

 

②オムニチャネル

オムニチャネルとは、現在小売業界が最も注目している販売戦略のひとつである。オムニは「あらゆる」の意味。店舗やEC(電子商取引)サイト、電子メール、ソーシャルメディアといったチャネル(顧客接点)をシームレスに統合し、いつでもどこからであっても買い物を可能にする環境を創り出し、購買行動へ繋げることを目的としている。

参考記事:『オムニチャネル時代』にAmazonに勝つ方法。大手4百貨店に学ぶO2Oオムニチャネル戦略

消費者行動に関係するホットキーワード

消費者行動分析が米国を中心にホットなテーマとなる中、こちらもGoogleトレンドで見ると、ショールーミングとカスタマージャーニーマップが新しいキーワードであることが分かる。

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③カスタマージャーニーマップ

カスタマージャーニーマップとは、顧客行動のコンテキストを旅(ジャーニー)になぞらえて、顧客がある製品を購入したり、サービスを利用したりする際に、顧客の思考や行動、心理状態を時系列的に可視化する。そのプロセスの様々な段階における顧客のニーズを満たすために用意すべき施策を導き出す手法である。主にカスタマーエクスペリエンス(顧客経験価値)の向上を目的に活用される。

参考記事:国内コンタクトセンター市場で13年連続トップシェアを誇るアバイアが語るオムニチャネル

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カスタマージャーニーマップのイメージ図

引用元:カスタマージャーニーマップを正しく活用するには「おもてなし」と「カスタマーエクスペリエンス」の理解から

 

ショールーミング

ショールーミングとは、商品の購入を検討する場合に実店舗で直接商品を確かめ、その店舗では商品は購入せずに、Webサイトやアプリなどオンラインで購入するという顧客行動である。

インターネットやスマホの普及により、ECサイトやショッピング比較サイト、オークションサイトなどが拡充し、商品をより安く購入する方法や経路をインターネットで簡単に発見できるようになったことが要因として挙げられる。近場にある実店舗は商品を実際に見て確かめるだけのショールームと化し、実店舗では顧客が訪れても商品が売れないという現象が発生している。

参考記事:スマートフォンは店舗の敵?それとも味方?生き残りを掛ける小売店舗のO2O事例

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ショールーミングのイメージ図

 引用元:The Maxre APPAREL NEWS

 

⑤インストアマーケティング

最終的にマーケティングが完結する地点であり、消費者と製品・サービスが接触する売り場 (店頭) を起点としたマーケティングで,商品レイアウトや棚割、POP、店頭イベントなど様々な施策を打ち出しながら、店舗内の売り場の効果と効率の向上を課題とするものである。

参考記事:話題の日米O2Oサービスカオスマップから見据える世界トレンド ~In-Store Marketing事例編~

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インストアマーケティングに特化したソリューションを提供するPrism skylabs

引用元:Prism skylabsコーポレートサイト

 

オフラインでの購買行動を科学的に分析する取り組みが始まっている

今回はO2O、オムニチャネルに関連するキーワードを中心に紹介した。今回取り上げたキーワードから見られるように、現代の消費者が購入するまでのプロセスは商品にたどり着く迄のチャネルや情報が多数ある為が故に複雑になっており、ショールーミングのような問題が起こっている。こうした背景から、小売業をはじめとする店鋪を持つ各業界の企業は実店舗での消費者の購買行動を分析することに着目し始めている。

参考記事:4年で13社買収!リテール業界の覇者ウォルマートの目指す先は?【前編】

引き続き、イノラボ編集部では、O2O、オムニチャネル関連の最新情報をお届けする。

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