仕事終わりでも間に合う!渋谷で25時まで本と酒を楽しめる「森の図書室」とは【前編】

WRITER : 塩野入香菜

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夜の渋谷に現れた「森の図書室」とは

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渋谷駅から道玄坂を登って徒歩7分。そこに現れたのは夜の図書室、その名も「森の図書室」。”本と人がつながる場所”をコンセプトにして作られ、深夜まで本やお酒を楽しめるとして話題になっていたが、満を持して2014年7月1日についに本オープンとなった。深夜25時までの営業となっており、会社帰りに寄れるのが嬉しい。

会員制のシステムをとっており、年会費一万円で会員になることができる。また会員・非会員にかかわらず、無料で本を借りることも可能だ。またお酒や本をゆったりとした空間で楽しむができる。本好きには文字情報だけですでに涎垂ものの空間であるが、一体実際の図書室はどうなっているのか。

本オープンから約一か月、話題の森の図書館を実際に訪ねた。

行ったからこそ分かる森の図書室の魅力

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まずみなさんにはこの図書室を初めて足を踏み入れた瞬間の感動を共有したいと思う。

本棚風の隠し扉を開けると、まず壁一面の本が目に飛び込んでくる。ふわりとした木の匂いと柔らかい音楽が流れる森の図書室に迎え入れられるのだ。GoogleやAppleといったスタートアップのガレージを彷彿とさせる内装は、木のぬくもりを感じながらも不思議な解放感がある。また図書室の一番奥の棚には「誰かの一番好きな本」しか置いていない、特別な棚も大きな魅力の一つである。初回来店館員の特典で寄せられたコメントと署名の入った「誰かの一番好きな本」は思わず手に取りたくなる。

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グラスや机にもこだわりがあり、店内のほとんどの物がオーダーメイドで地球に優しい物を使用している。

そして肝心の本棚と言えば、そのノンジャンルさに驚くだろう。文脈なく置かれた本には、席に座った時に偏りのないよう偶然の出会いを期待して並べられているのだという。

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まだまだ、読書感想文入りのコースターや人気の席など、紹介しきれない魅力が満載の森の図書室。

ではこのような素敵空間を作り出した森俊介氏とは、一体どのような人物なのか。

森の図書室オーナー兼図書委員長 森俊介氏

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元はリクルートでクーポンマガジン・ホットペッパーの運営に携わっていたという森氏。しかし自分の「やりたいことをやる」と二年前に発起する。以前はやりたくないことや納得のいかないことがフラストレーションになっていたという森氏。四年間務めていた会社をやめ、自分のかねてからの夢だった「自分の図書室を作る」ことに踏み切った。加えて、本と同じく大好きなお酒も一緒に飲める空間を作りたいと考え、まさに自分が居たい空間を思い描いていたという。

 

そしてそれは多くの人に歓迎されて実際の店舗を持つこととなる。PRのためにと利用していたクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にてパトロン数日本記録を樹立したのだ。クラウドファンディングと言えば、地域密着型の「FAAVO」や日本の同人ゲームの英語化を目的とした「fault milestone one」といった成功例があり、今まさに旬の取り組みだ。

 

やりたいことをやる、を成し遂げる森氏の周囲には信頼しあえる仲間ができたという。利潤ではなく、まず「自分のやりたいことをやる」を実行してきたからこそ、多くの人に支持される店舗づくりが可能となったのだろう。

まとめ

・渋谷にオープンした森の図書室は音楽・飲食・本を深夜まで楽しめる会員制の図書室で、7月に本オープンを迎えた。

・「自分のやりたいことをやる」を実行し、夢であった自分の図書室を作るにあたり、信頼できる仲間やクラウドファンディングを通した多数の人に支持され支えらての設立であった。

・多くのパトロン獲得に成功したクラウドファンディング事例であると同時にO2Oの観点からも大いに成功した事例である。

・次回後編では、森の図書室のオープン後の現在や今後の展望について深く取り上げる。

 

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