2015年顧客体験を豊かにする5つの最新リテールテクノロジー

WRITER : Editorial department

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店舗で買い物をする場合、時には長い行列に並ぶこともあり、欲しい商品が品切れで購入できない、といったことも発生する。しかし最近では店舗内テクノロジーの進歩によって、そういった問題が解決されようとしている。今回はモバイルのPOSシステムから、店舗内の待ち時間を減らす便利なアプリまで、2015年に流行するであろうテクノロジーを5つ紹介したい。

▼参照
http://www.retaildive.com/news/5-in-store-tech-solutions-to-help-retailers-in-2015/350316/

1.商品を事前注文し店頭での商品受取を可能にするアプリ「Curbside」

www.tophersimon.com

引用:www.businesswire.com

「Curbside」は2014年10月にローンチされたサービスで、アプリで注文したオーダーが受け取れる状態になると、ユーザーのスマートフォンに向けてアラートが届くというものである。オーダーした商品は、指定された店舗で受け取るか、「Curbside」と連携しているスーパーであれば、オーダーした商品を車の中まで届けてくれる。

当アプリは、スーパーで並びたくないという顧客のニーズを解決する上に、顧客自らが商品を取りに行くことで、企業側に配達するコストはかからない。当社はサービスのローンチ直後に、米大手スーパーのTarget社と連携したことで話題を呼んだ。

▼参考
https://www.shopcurbside.com/

2. ビッグデータで在庫管理を可能にする「IBM MobileFirst」

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引用:http://www.ibm.com/mobilefirst/us/en/mobilefirst-for-ios.html

「IBM MobileFirst」は、2014年の12月に発表された、AppleとIBMのパートナーシップによってリリースされたサービスで、BtoB向けのビジネスソリューションアプリである。

当アプリは金融、航空会社、小売店など様々な業種で活用が可能だが、小売店ではおもに、商品在庫情報の確認、ビッグデータに基づいた売上予測と発注数管理、iBeaconとの連携による商品位置情報の確認などができる。その結果、どの商品をどのタイミングでどれだけ発注するべきかがわかり、在庫のロスを防ぐことが出来る。

▼関連記事
AppleとIBMがタッグを組んで生まれたサービス「IBM MobileFirst for iOS」で何ができるのか?

3. 様々な決済方法を一元管理できるPOSシステム「Poynt」

[su_vimeo url=”http://vimeo.com/110337109″][su_vimeo url=”https://getpoynt.com/”][su_vimeo url=”http://vimeo.com/poynt/vimeocomintroducingthepoyntsmartterminal”]http://vimeo.com/poynt/vimeocomintroducingthepoyntsmartterminal[/su_vimeo]

引用:https://getpoynt.com/press

「Poynt」は、2014年10月に発表された、アンドロイドをもとにした新しいPOSシステムだ。決済アプリやクレジットカードやQRコード、iBeaconなど、煩雑化した決済方法を、このデバイスにまとめて一元管理することができ、小売店はオペレーションコストを減らすことが出来る。

▼参考
https://getpoynt.com/

4. iPhoneが搭載する次世代の決済機能「ApplePay」

apple-pay-tim-cook

引用:The complete guide to Apple Pay

Apple社は近距離無線通信機能をiPhoneへ搭載することを拒否し続けていたが、iOS6からついに決済機能が搭載されることとなった(日本には未上陸)。IDCの調査によると、グローバルでのiOSのシェアは、2014年の第3四半期で11%ほどにとどまっている。今回iPhoneに決済機能が導入されたことで、決済の利便性が大幅に高まることが予想されるため、今後のシェア増加が期待される。日本のiPhoneのシェアは50%近くに達しており、ApplePayが導入されて普及した場合、店舗の行列がなくなる、現金での決済が大幅に減り、接客が大幅に効率化されるなど、大きなインパクトが期待される。

▼関連記事
日本未上陸の決済サービス「ApplePay」とは何か

5. 顧客とのコミュニケーションを生み出すスクリーン 「T1Visions」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=uImDDNZjPCU” width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

「T1Visions」は、顧客が直接手を触れて操作することで、商品の在庫情報を見たり、ほしい物リストを作成することができるパネルだ。店員はパネル上で店舗の商品情報を確認でき、在庫状況や商品の配送状況の確認が簡単にとれるようになる。

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=ButJQC_bQ98″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

また、2015年1月には「inTouch™ Interactive Tables」という、テーブル上にパネルが埋まっている製品が登場した。店員とコミュニケーションを取りながら、大きなパネルを操作することができ、新たな顧客体験を生むことが出来るようになる。

▼参考
http://www1.t1visions.com/

http://www1.t1visions.com/blog/t1visions-and-neiman-marcus-launch-interactive-retail-tables

インストアテクノロジーの進歩で店舗での顧客体験は豊かになり続ける

今回の記事では、小売に関するテクノロジーのトレンドをまとめてきた。2015年にこれらのテクノロジーが解決する課題は、「列に並んで時間をムダにすること」「在庫の確認が取れず、買い物に行ったのに商品が購入できないこと」「決済システムが多様化し、管理が複雑化していること」の3つである。

このようにテクノロジーとは、世の中の課題を解決するためのものである。購買を行うときに感じる課題をどのように解決するかを考えると、テクノロジーの未来が見えてくるはずである。

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