シアトル発!Arch for Startupが紹介するオムニチャネル系スタートアップ3選で紹介したVenuelabsを覚えているだろうか?

WRITER : Editorial department

  オムニチャネル

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Arch for Startupより寄稿

Venuelabsはシアトルで生まれたスタートアップである。今年10月初旬には、セールスフォース・ドットコムが1億ドルのベンチャーファンドを設立し、その投資先の一つとしてVenuelabsを挙げた。現在、Venuelabsは無料サービスAboutLocalの公開し、波に乗っている。

今回、私達はVenuelbasのCEO Neil Cristにインタビューへ行ってきた。

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①Venuelabsのサービスについて簡単に説明して頂けますでしょうか?

我々が一番フォーカスしているのは、お客様のfeedbackを収集、分析し、それらをレストランやカフェに提供する事です。VeluelabsはSNS上のfeedbackを収集し、見やすい形にしてレストラン等に提供しています。レストラン等は、顧客満足度を測定・評価し、サービスを向上させるためのひとつのツールとしてVenuelabsを活用することができるのです。

5年前、私たちは「消費者とビジネスの関わり方」が変化して来たことに気づきました。具体的に言うと、TwitterやInstagramを使用することによって「ここのスターバックスはいつも列が長い。」「ここのバリスタはいつも機嫌が悪い。」「ここのフラペチーノはすごく美味しい。」などのお客様の意見を共有することができるようになったということです。各レストラン、カフェがこれらの意見をSNSから収集し解決するのは非常に大変だと私たちは考えました。そこで新しいプラッフォームを構築し、あらゆるSNSで共有された各店舗に対する意見を簡単に把握できるようになるサービスを始めました。

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②どのような企業をターゲットにしていますか?

実際に店舗を持つビジネスのみにサービスを売っています。

具体的に言うと、スターバックス、マクドナルド、KFC、ローカルレストラン等です。「お客様が出入りするフロントドアがある店」と言うことが出来ると思います。また店舗数が多いチェーンを主にターゲットにしています。

③シアトルエリアだけをターゲットにしているのですか?

いいえ、アメリカ全土でサービスを展開しています。直接アメリカ全土に営業すると非常にコストがかかりますので、ほぼ全ての契約を電話とSkypeなどで獲得しました。

④海外でビジネスを展開していく予定はありますか?

今のところ海外でビジネスを展開したことはありませんが、もちろんあります。私がマイクロソフトジャパン(新宿)で働いていたとき、我々のサービスに対するニーズが必ずあると思いました。というのも、日本では、口頭ではなくtwitter等を通してサービスに関する良い点悪い点を発信する人が多いのではないかと感じたからです。このように私たちは海外でビジネスを展開していくのは可能だと考えていますが、オフィス開設などの必要により非常にコストがかかるために大変なことだと考えています。

⑤競合はいますか?

2010年、400もの会社が私たちと同じようなサービスを提供していました。それらはとても便利でしたが、どこの店舗に対する意見かが明瞭ではありませんでした。そこで私たちはロケーションに注目し、情報をより詳しくすることで差別化しました。現在おそらく3社の競合がいますが、彼らはVCから多額の投資金を貰っており、サービスの単価が高く私たちのサービスの2倍近くもかかります。

 ⑥では、Nielさんのバックグラウンドについてお聞かせ下さい。

私は幼少期から起業家精神があり、小学生の頃には、自ら新聞を製作しクラスメイトに5セントで売っていました。大学時代には自分が何をしたいのかが分からなくなり、軍隊に入隊しました。その後は、大学に戻り金融の学士を取り、卒業後アクセンチュアに入社しましたが、すぐにマイクロソフトに転職しました。そこで、テクノロジーで何ができるかについて、コードなどを学び、プログラミングも出来るようになりました。

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⑦現在のサービスを今後どのように発展させていきたいとお考えでしょうか?

現在私たちはロケーションにフォーカスしたサービスを提供していますが、クライアントからいろいろな要望を頂きます。しかし、急速なサービスの変化はクライアントに混乱を招く恐れがありますので、ゆっくり時間をかけ、クライアントの反応を見ながら開発を行っています。

⑧現在従業員がおよそ10名いると伺いましたが、どのようにマネージメントしているのでしょうか?

企業を運営する上で1番難しいことは従業員の期待値、給料そして考え方をまとめることだと思います。基本的には企業風土をとてもフラットにすることで、従業員の考えやフラストレーションにつねに敏感でいることを心がけています。

⑨Neilさんの人生で1番大切なことは何ですか?

家族と関係があることです。11歳と9歳の息子がいますが、彼らは私が会社を経営していることに非常に興味を持ち始めています。個人的には大変うれしいですね。VenuelabsのFacebookページに行けば私の息子がサービスを紹介している動画を見ることが出来ます。

⑩一緒に働く人を採用する基準はなんですか?

自分に無いスキルや考え方を持っている人を採用しています。現在、私は冷静にデータを分析出来る仲間を持っておりますが、自分はとても楽観的な性格をしていることもあり、とても心強く仕事を行うことが出来ています。

このインタビューで私達はVenuelabsの今後の展開、そして経営者としての心構えを受け取った。スタートアップ精神に溢れるCEO Neilが率いるVenuelabsはセールスフォース・ドットコムからの投資も決まっているなどと更なるサービス、精度の向上が期待できそうだ。Venuelbalsのサービスは、更なるSNSの広まりによって需要は更に高まっていくことは確実である。今後も発展を遂げていくであるVenuelabsの進展に注目していきたい。

Arch for Startupより寄稿

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