ブラジルW杯開幕!コカ・コーラが仕掛けるO2Oキャンペーン

WRITER : 朴 泳虎

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ブラジルワールドカップが開幕して、公式スポンサーであるコカ・コーラのCMを見る機会も増えてきた。毎回クリエイティブなプロモーションが話題のコカ・コーラ。中でも今回は、イギリスで行われたコカ・コーラのO2Oキャンペーン事例についてご紹介したい。

あなたの名前がコカ・コーラのボトルに?! 「Share a Coke」

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引用元:Share a Coke with

コカ・コーラは、イギリスで一般的な男女約250名の名前をラベルにプリントしたコカ・コーラを販売するキャンペーンを実施した。プリントされた名前の一覧はウェブサイトにも掲載されている。また、サイトから自分の名前を入力してボトルを制作してもらう事も可能だ。ボトルには #shareacokeというハッシュタグが記載されており、SNSによる拡散を狙った工夫も施されていた。結果として、計378,000の名前がプリントされたカンが発行され、消費者の元へと届けられ、期間中のコカ・コーラのFacebookサイトのトラッフィクが870%向上した。

あなたの名前がハイウェイに?!「Enjoy Coca Cola with…」

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引用元:Enjoy Coca Cola with

「Share a Coke」以外にも、O2O関連技術であるジオフェンシング※1を使ったユニークな看板広告がある。仕組みは以下のとおり。ユーザーは専用のスマートフォンアプリをダウンロードして自分の名前を登録する。すると、アプリがGPSからユーザーの位置情報を取得して、道路上に設置してある看板に近づくと、そのタイミングで登録された名前を表示してくれる。まるで、VIP待遇を受けているようで、楽しい気分になること間違いなしだ。

 

あなたの思い出の音楽と共に「Share a coke and a Song」

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 引用元:Share a Coke and a Song

上記で紹介したのは、どちらも人間が自分の名前に特別な思い入れを抱く事に着目したキャンペーンだ。両施策ともに大きく成功を収めており、SNS上でも大きな反響を呼んだ。個人の名前にフォーカスしたキャンペーン以外にも、コカ・コーラは個人の感情をブランドと紐付けるキャンペーンを実施している。日本では「Share a Coke and a Song」は製品ラベルに記載された4桁の数字が年を表しており、専用サイトにアクセスしてラベルに記載されているシリアルコードを入力するとその年にヒットした国内外の人気アーティストの曲が流れるというものだ。これが爆発的なヒットを記録し、多くの人が思い出の曲に浸りながらコカ・コーラを楽しんだ。O2O施策を活用する事で、個人とブランドの特別な関係を構築した好例であると言える。

※1 ジオフェンシングとは、地図上にバーチャルなエリアを設定して、エリア内の特定のユーザーにメッセージなどを送る技術である。位置情報の特定には主にGPSが用いられる。

 参考URL:
http://toyokeizai.net/articles/-/13962
http://toyokeizai.net/articles/-/13870
http://adgang.jp/2013/08/36803.html

 

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