飲み物を入れると文字と絵が現れる?!カフェ業界のO2Oオムニチャネル事例

WRITER : 朴 泳虎

  オムニチャネル

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最近どんどん暑くなり、身体が冷たい飲み物を欲する季節になってきた。そんな中、冷たいアイスコーヒーを求めてカフェを利用する機会も増えたのではないだろうか。2014年5月、大手ECサイトの楽天がオムニチャネル施策の一環として渋谷にカフェをオープンするなど、カフェ業界の中でもオムニチャネルが浸透し始めている。その中で、今回紹介するのはちょっとおしゃれなカフェのタンブラーを使ったデジタルサイネージの事例だ。

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引用元:Muki Signage Mug

スタバの店員さんもびっくり!文字と絵が浮かび上がるタンブラー「Pauling Muki」

皆さんもスターバックスで優しい店員さんからメッセージや絵文字を書いたコップをもらった事はないだろうか?このサービスは、その進化系と言える。フィンランドのコーヒーショップ「Paulig」が企画したのは、タンブラーの側面が超薄型ディスプレイになっており、コーヒーなど温かい飲み物を入れると写真やテキストが浮かび上がるという施策だ。スマートフォンと連携する事で、タンブラーに表示するものを個別に設定できるようになっている。

デジタルサイネージというと大型のモニターで高価なものを思い浮かべがちだが、価格も最も安いものは2万円弱で購入できる。これならば、日々の生活のちょっとした場面でもデジタルサイネージが活躍する機会がありそうだ。

「Pauling Muki」が超効果的なマーケティングである理由

この施策の優れている点は、顧客ごとに違う広告を表示できる点だ。例えば、ある若い女性客が店内でコーヒーを買ったとする。店員が性別・年齢などの属性をiPadに入力すると、若い女性に向けた新作ケーキの情報がタンブラーに表示される、といった使い方が可能だ。現在は、自動的に個別の顧客に対してカスタマイズするには至っていないが、センサリング技術を用いた顧客分析サービスと紐付ける事で、個人に最適化したメッセージを伝える事ができる。将来的に大きな可能性を秘めたアイディアだと言える。

その他カフェ業界の最先端マーケティング施策

カフェではデジタルサイネージの他にも、ソーシャルギフト[1]やモバイル決済のSquareなど新しい施策を積極的に導入している。多くの人の憩いの場であるカフェだからこそ、新しい取り組みが次々と生まれる。スターバックスを含めたカフェ業界の今後の取り組みから目が離せない

[1] ソーシャルギフトとは、いつもお世話になっている人にインターネット上からメッセージと共に店舗でドリンクなどに使えるギフト券を送る事ができるサービス。日本では株式会社ギフティなどが展開している。

参考URL:
http://buff.ly/1laKAk0
http://buff.ly/1laKysc

 

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