開発から国内外導入事例まで!いま知っておくべきデジタルサイネージ事例10選

WRITER : Editorial department

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最近街中でデジタルサイネージを目にすることが多くなってきた。2020年に開催される東京オリンピックに向けて、今後さらに市場は拡大していく。

富士キメラ総研によると、2016年のデジタルサイネージの市場規模は700億で、2020年にはその倍以上となる1600億円まで拡大すると推測されている。

今回の記事では、私たちとさらに関係が深くなっていくであろう、デジタルサイネージの活用事例10選を紹介する。

▼参照

株式会社富士キメラ総研

デジタルサイネージ開発事例5選

株式会社ミラクルリナックス社のデジタルサイネージ「MIRACLE VISUAL STATION」

DS1

引用:CONTEC

株式会社ミラクルリナックスのデジタルサイネージは、LinuxOSをユーザーが利用しやすいようにパッケージ化した高品質のブラウザを搭載している。

同社のデジタルサイネージは飲食店・アパレル店舗・企業・教育機関など、多様な場所に適応して設置できる点で優れている。

ミラクルリナックス社が提供する「MIRACLE VISUAL STATION」は、ユニクロの旗艦店に導入され、ブランドコンセプトや多彩な商品を高品質な動画再生によって映し出した。

▼参照

MIRACLE

多様なデジタルサイネージを開発するPDC株式会社

DS2

引用:pdc

PDC株式会社は、私たちがよく目にする施設の案内パネルや、大型LEDディスプレイの他、停電や節電に対応したソーラーサイネージ、透けて見える液晶ディスプレイの透明液晶ディスプレイなどの独特なデジタルサイネージを開発している。

同社のデジタルサイネージは、羽田空港の発着時間を映すフライトインフォメーションサイネージとして導入されている。

▼参照

pdc

Sakawaのデジタルサイネージと連携するハイブリッド黒板アプリ

DS3

引用:Kocri

Sakawaはハイブリッド黒板スマートフォンアプリ「Kocri(コクリ)」を開発し、授業にデジタルサイネージを導入することでスマートな指導を行うことを可能にした。スマートフォン上で事前に授業で利用する図形を準備しておいたり、文章を書く際に必要な線を用意し、黒板に映し出すこともできる。画像を黒板に映し出したり、その場で写真をとって映し出す機能も搭載している。

「Kocri」を授業に導入することで、指導を円滑に行うことができるようになるだけでなく、動画や画像などを駆使した楽しい授業を行うことが可能になる。

▼参照

Kocri

Sakawa

三菱電機のお手軽電子看板「カンタンサイネージ」

DS4

引用:三菱電機

三菱電機の「カンタンサイネージ」は、ディスプレイにSDカード一枚を挿入することで簡単にデジタルサイネージとして利用できる。

USBメモリをディスプレイに挿入し、USBメモリの情報をSDカードにうつして内容を追加したり、上書きすることも可能。機械の操作が苦手な人でも簡単に利用することができる点で優れている。

株式会社アシックスは、ウォーキングシューズ専門の直営店ASICS WALKINGに「カンタンサイネージ」を導入した。以前は商品数が多く、ポスターを店内に張り巡らしていたが、「カンタンサイネージ」の導入後、今まで制作したポスターの画像のサイズを変え、SDカードに入れるだけで場所の制限なくすべての商品の宣伝をすることができるようになった。

▼参照

三菱電機

ASICS

株式会社ブイシンクは高機能サイネージ自動販売機を開発

DS5

引用:株式会社ブイシンク

株式会社ブイシンクは外国人旅行者への多言語による交通情報などの情報提供や、災害対応を実現したデジタルサイネージ付き自動販売機、スマートベンダーを開発した。

インターネットに接続された大型のタッチパネルを自動販売機に搭載し、交通機関の遅延や事故・乗り換え案内・現在地周辺のイベントなど、地域の最新情報を随時流すことが可能となった。

自動販売機という、目につきやすいものに搭載されていることから、外国人旅行客も利用しやすい。2020年の東京オリンピックに向けて、観光客が増加することを見据え、スマートベンダーの果たすおもてなしの役割は大きい。

▼参照

株式会社ブイシンク

デジタルサイネージ国内導入事例3選

株式会社エンタップはANIMABOXによりキャラクターとの会話を可能に

DS6

引用:Dream News

ANIMABOXは、CGコンテンツとセンサーデバイスを搭載したクラウド対応デジタルサイネージである。

ANIMABOXはイベント会場や店舗に設置され、キャラクターの3Dデータをロードし、顧客とコミュニケーションをとることができる。

キャラクターが顧客の声を認識する機能、その声に応える機能、顧客のジェスチャーを認識する機能、キャラクターとの記念撮影ができる機能を搭載している。今後は、ANIMABOXとスマートフォンを連携させ、位置情報に基づいた広告を表示させることも視野に入れて開発を進めていくとのことである。

▼参照

株式会社エンタップ

チームラボは渋谷ヒカリエShinQsにおしゃれなデジタルサイネージを設置

スクリーンショット 2015-10-13 22.31.59

引用:チームラボニュースリリース

渋谷ヒカリエShinQs地下一階にある休憩スペース「Beauty Pedia」内に、チームラボカメラが設置された。設置されたデジタルサイネージの前に立つと、さまざまなおしゃれな加工が施された写真を撮影することができる。チームラボカメラはFacebookと連動しており、撮影された画像は渋谷ヒカリエShinQs Beautyの公式Facebookページにアップロードされる。このような体験型デジタルサイネージは今後企業と消費者との関わりを強くしていく。

▼参照

Shibuya Hikarie ShinQs

セーレン株式会社はデジタルサイネージを通じた商品の試着・注文を可能に

DS8

引用:TAKASHIMAYA

セーレン株式会社は、高島屋日本橋店と、渋谷店にあるエクセラウンジというセレクトショップにおいて、デジタルサイネージを利用したバーチャルフィッティングサービスを提供し、オーダー衣料品事業に進出した。

カメラを搭載したデジタルサイネージが顧客の全身写真を撮影し、試着室に備え付けられているiPadでワンピースの形、柄、色を選択する。すると、選択したワンピースを着た顧客の等身大の画像が映し出される。

従来、オーダーメイドの服を試着することはできなかったが、同サービスを活用すれば、オーダーメイドワンピースを実際に着ているイメージが見ることができるという優れものだ。

セーレンはデジタルサイネージの導入により、従来不可能だったオーダーメイド商品の試着を可能にしただけでなく、店舗が在庫リスクを抱えずにさまざまな顧客のニーズに応えることを可能にしたのである。

▼参照

EXCELLOUNGE

デジタルサイネージ導入事例海外2選

海外の動物愛護団体Battersea Dogs &Cats Homeによる里親訴求のデジタルサイネージ

DS9

引用:Digital Signage Today

ロンドンにある、Battersea Dogs & Cats Homeという動物愛護団体は、保護されている猫や犬たちの里親をデジタルサイネージを活用して大々的に募集した。

Battersea Dogs & Cats Homeのパンフレットを受け取った人が、街の各場所に設置されたデジタルサイネージに近づくと、毎回同じ犬が映し出され、まるで犬がその人についてきているような錯覚に陥る。

パンフレットにはチップが内臓されており、受け取った人がデジタルサイネージに近づくと犬が現れるように設定されている。

▼参照

Battersea Dogs & Cats Home

カナダのマクドナルドはデジタルサイネージで人々を笑顔にするプロジェクトを開始

DS10

引用:MCDONALD’S CANADA’S WORLD FAMOUS FRIES GO DIGITAL

MCDONALD’S CANADAは、トロント市内のショッピングモールに、ユーザー参加型のデジタルサイネージ「フレンドフライ」を設置した。スマートフォンから専用のURLにアクセスし、ポテトをテーマにしたスマートフォンゲームを行う。

デジタルサイネージとスマートフォンが連動しており、スマートフォンのゲームの映像が大画面に映し出される仕組みだ。規定のスコアをクリアすると、フライドポテトの無料引き換えクーポンが配信される特典付きである。

これからのデジタルサイネージは「インタラクティブ」がトレンド

今回の記事では、楽しいゲームができたり、おしゃれな写真を撮ることができるデジタルサイネージの事例を紹介した。デジタルサイネージは単なる電子掲示板としてではなく、ユーザーとインタラクティブな機能を持つようになってきている。

インタラクティブなデジタルサイネージによって、広告はユーザーにとって受動的なものではなくなってきている。ユーザーを巻き込み、面白い体験を提供することで、より強い印象を与えることができるようになり、従来の広告の域を超えてユーザーを惹きつけるようになってきている。

さらに、このような面白い体験をユーザーが別のユーザーに共有し、自然に話題が広がっていくことで「バイラル現象」を生み出すことも期待できる。

今後もどれだけユーザーを巻き込むことができるものを提供していけるか、そしてどれだけユーザーを楽しませることができるかが、デジタルサイネージ普及の鍵となっていくはずである。

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