見ないと後悔!海外デジタルサイネージ活用事例9選

WRITER : Editorial department

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近年デジタルサイネージは、設置コストや運用コストが実用レベルに達してきたことから、ここ数年で30~50%の成長を見せている。

株式会社シード・プランニングの調査によると、デジタルサイネージビジネスが、最も期待される広告・販促分野において順調に成長した場合、市場規模は2015年には1兆円を超える可能性があると試算している。

そこで今回は日本国外に目を向けて、世界の最新デジタルサイネージ事例についてまとめてみた。

「ピザハット」が提供するデジタルトッピング体験

 

ピザハットは、アメリカに本社を構える世界最大のピザチェーンで、米国内に7200店舗以上、その他世界90の国と地域に5600店舗以上を運営している。

米ピザハットは、テーブルをディスプレイにして、顧客にインタラクティブな体験を提供した。トッピングの注文はディスプレイを介して行うことができ、スマートフォンのNFC機能を利用することで、その場で会計も可能である。待ち時間には、ゲームを行うこともできるので、同時に顧客満足度向上も図ることができるのだ。

今後アメリカ各地に展開予定である。

▼参考記事

Pizza Hut Puts Interactive Digital Signage on the Table

 デジタルサイネージを多用するカナダの店舗「スポーツチェック」

 

カナダのスポーツチャックは、店舗内に多くのサイネージを用いて、顧客に対して販促を行っている。一部にはタッチパネルを用いて、体験することも可能だ。

最大の目的は、店舗内では展示しきれない商品をディスプレイディスプレイに表示することで補完することであろう。顧客の購買機会の損失を防ぐのには大変有効な手段である。

▼参考記事

Sport Chek digital signage deployment

QRコード読み取りなしで仮想ショップで購入できる「アディダスNEO」

 

アディダスが展開するNEOは、デジタルサイネージによって、仮想ショップを実現する。そこでは顧客がスマートフォンに簡単なURLを入力し、PINコードを取得することでディスプレイとスマートフォンを相互にリンクすることを可能にした。そうすることで顧客はQRコードを読み取ることなく、リアルタイムでディスプレイに表示される商品を購入することができるのだ。

▼参考記事

Adidas Virtual Storefront Concept Uses Interactive Digital Signage Controlled With Smartphones

大規模展開!デジタルサイネージ型タッチパネルお菓子自販機

 

アメリカで1500箇所に展開され、さらに大きく展開が予定されている。これまでよく見るタッチパネル式の自動販売機との違いは、商品情報を3Dパッケージモデルで表示し、購入はクレジットカードと現金で可能という点である。顧客が購入をする時の待ち時間には上部に広告を表示し、何も操作されていないときには、全面に広告が表示されるようになっている。

▼参考記事

http://www.digitalavmagazine.com/en/2014/04/01/the-vending-machine-interactive-touch-diji-begins-its-massive-deployment-in-united-states/

 

デジタルサイネージでブランドイメージ普及のアート体験

 

アメリカにてブルームーンは、タッチパネルディスプレイを活用してインタラクティブな広告の一つとして、デジタルのパレットを用意して絵の色塗り体験を生み出した。顧客個別に訴求して、尚且つ周りにはブランドイメージをアピールするのに良いコンテンツであった。

▼参考記事

INTERACTIVE STORE FRONT DISPLAYS

石蹴りゲームで様々な洗剤の香りが楽しめるデジタルサイネージ

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イギリスのショッピングモールでは、ユニリーバの新しい洗剤のPRを行うために2週間のキャンペーンを全国6箇所のショッピングモールで行った。このキャンペーンは、6つのコンテンツを用意されていて、時間間隔で新しいサーフ洗濯物の香りのスプレーを放つというものだった。視覚でも嗅覚でも楽しむことのできる、今までになかったデジタルサイネージである。

▼参考記事

Surf’s up: The smell of digital signage success

選択した商品に併せて追加購買を促すレコメンド型デジタルサイネージ

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高級ファッションブランドレベッカ·ミンコフはソーホー、ニューヨークでリアル店舗の中で、デジタルサイネージをうまく有効活用して、顧客の追加購買を促している。顧客は、試着室の壁に大型ミラー化されたインタラクティブなディスプレイを介して、試着時にチェックインする。さらに試着する商品をデジタルサイネージで選択すると、その商品に付随した形でおすすめの商品が表示される。試着室で顧客はオンラインカタログを参照しながら、自分の好みにあったコーディネートを選ぶことができる。

▼参考記事

Rebecca Minkoff debuts first interactive store

ARを使ってゾンビが迫ってくる恐怖のキャンペーン

 

アメリカのゾンビを題材にした大ヒットテレビ番組である「ウォーキング・デッド」を、ARを活用して街中のバス停のサイネージに表示したところ、多くの人がドッキリかのように驚くことになった。こうした恐怖体験を感じてもらうことで、プロモーションとしては、ある意味記憶に残るため、正解なのかもしれない。

▼参考記事

‘The Walking Dead’ take Vienna with augmented reality-digital signage campaign

人口知能システムを活用することでデジタルサイネージがセールスアシスタントに

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アパレルブランドのカルバンクラインは、ニューヨーク市のメイシーズヘラルドスクエア店でインタラクティブな顧客対話型のサイネージを活用して、購買を促進している。中でも人口知能システムを活用して、サイネージとLED照明が連携されており、顧客がサイネージを操作した中で検索した商品が、実際に陳列されている売り場をLED照明で照らすことで商品を発見しやすくしている。

▼参考記事

Calvin Klein tries on interactive digital signage at Macy’s

 

いかがだっただろうか?デジタルサイネージは、近年日本においても、駅構内、ショッピングモールといった至るところで見かけるようになってきた。ただ見るだけの一方的広告から、デジタルサイネージによって新たな体験を生み出しているのは間違いない。

今後デジタルサイネージの需要は増え、見る側により最適なコンテンツが配信される。さらに広告を設置する側も、今まで定量的な効果測定をできなかったが、デジタルサイネージの普及によりタッチ回数やコンテンツの出現回数といった広告効果を定量的な把握することができる。まだまだこれからもデジタルサイネージから目が離せない。

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今回は、累計500万ダウンロードを突破した有名なサービスから、2月にリリースされた新しいサービスまで、国内小売企業が取り組むデジタルテクノロジーを活用した注目のオムニチャネル事例を取りまとめました。

記事内では取り上げることのできない様々な情報を取り上げております。

是非、小売業界のマーケターの皆様に事例研究やサービス導入をする際の参考資料としてご活用いただきたいと思います。

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