引用:http://www.lifehacker.jp/2015/01/150103digital_marketing.html
モバイルデバイスおよびソーシャルメディアの急普及により、顧客と企業、特に小売業者とのやり取りは一変した。
消費者は個々の関心と好みに合わせたマーケティング活動や販促活動を求めるようになり、小売業者はこれらの変化に対応するために、消費者の新たな要求に応えることを余儀なくされている。
今回は、小売業者がデジタルマーケティングを展開するにあたって、直面する5つの課題を明らかにする。
顧客の全体像の把握
顧客のすべてのチャネルに対するニーズに応えるために、小売業者は複数の異なるチャネルから得られるデータをまとめて、すべての顧客について全体像を把握する必要がある。
POSデータに限らず、モバイルデバイスからの顧客情報や店舗内の顧客行動、すべて顧客に依存する莫大なデータは集約・分析され小売業者が顧客の全体像把握のために役立たせるのだ。
顧客との効果的なやり取り
小売業者はすべてのチャネルにわたって、的確かつ魅力的な顧客体験、商品およびキャンペーンを顧客に提供することは、困難かつ複雑な作業であることは言うまでもない。
しかし、これをやり遂げることで、小売業者は、消費者から得られる購買契約やコンバージョンを増加させることができるだろう。
ソーシャルメディアの掌握
小売業者は、ソーシャルマーケティング活動の有効性を把握するために苦労しており、ソーシャルメディアへの投資から確実に利益を得る必要性に迫られている。
さらに、新しいソー シャルメディアの台頭を予測し、即座に対応できるようにしておくことも非常に重要だ。
モバイルデバイスを利用した収益拡大
消費者の行動は、利用するデバイスの種類によっても異なる。
小売業者は、各モバイルデバイス用のアプリケーション、モバイルデバイスを利用する消費者を対象としたキャンペーンや販促イベントなどを用意して、コンバージョンを促進する必要があるのだ。
販促費およびマーケティング費の ROI 計測
デジタルマーケティング活動の有効性と最終的な利益への貢献の証明を求められるマーケターには、これまでにないプレッシャーがかかっている。
マーケターは、オンラインサイトへの投資によるコンバージョンの促進、顧客維持率の向上、新しいチャネルへの投資による顧客獲得の促進といった、多様化するチャネルにわたる広告コストの収益率を把握することが重要だ。
まとめ
引用:http://dmj.underworks.co.jp/2013/03/01/aboutdmj/
急速なデジタル化に伴い、今日の企業のマーケティング担当者は、消費者のデジタルチャネルと店頭チャネルの利用状況、顧客のソーシャルメディア、モバイルデバイスを介した交流状況など、顧客とのやり取りに関する莫大なデータを保有している。
これらのデータを適切に管理して有効利用することは強力な武器となることは間違いない。
▼参照
小売業の5大マーケティング課題とは? データを生かすデジタルマーケティングの実践方法
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