最高の臨場感を届ける!「Immersis」でサバイバルゲームをリアルに体感しよう

WRITER : 留田 紫雲

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去年3月、FacebookがVR(バーチャル・リアリティ)ヘッドセットを開発するOculusVRを20億ドル(約2300億円)で買収したことをきっかけに、2014年、VR業界は急激に熱を帯びた。また、今年1月、MicroSoftが新しくAR(拡張現実)をテーマにしたグラスデバイス「HoloLens」を発表したことによって、AR業界が盛り上がりを見せている。こうした「空間創造商品」は今後増えていくだろう。

そこで今回はVR、AR業界から、KickStarterで先日発表された数人で一緒に楽しめる新型デバイス、「Immersis」をご紹介する.

あなたの部屋をゲームの世界に一変させる「Immersis」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=ZILzs6DY2a4″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

「Immersis」は、フランスのCatopsys社が開発中のVR、AR技術によってゲームやビデオの没入感を向上させるプロジェクターだ。今年1月にKickStarterで発表され、約1ヶ月間で10万ドル(約1170万円)の資金を集めている。「Immersis」は、部屋そのものに直接ゲーム画面や映像を投映する。驚くことに、「Immersis」は映像が部屋に映し出された瞬間に、プロジェクターの現在位置や、壁までの距離を自動で計測し、3D映像を部屋に最適化する。

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引用: Oculus Rift – Wikipedia | http://en.wikipedia.org/wiki/Oculus_Rift

さらに「Immersis」は、「Oculus Rift」のように重いヘッドセットをつける必要がない。よって、今までのVR業界で大きな課題だった、デバイスの装着感による没入度の低下を解消できる。さらにヘッドセットを用いるVRのもう一つの課題として、Oculus VR.incのCEOイリーベ氏本人が言うように、現状の技術では、「乗り物酔い」に近い症状が出やすいことがある。

それに対し、「Immersis」の開発チームによると、「Immersis」ではヘッドセットを装着しないため、酔いの症状が起こらない。また、ヘッドセットを装着した人しかVRを体験できない「Oculus Rift」とは対照的に、「Immersis」では特殊なプロジェクタ¥ーで部屋そのものに映像を投映するため、同じ部屋にいる友人とも同じ空間を楽しむことができる。さらに、TVディスプレイやタブレットを連携させることで、主人公視点で移動するシューティングゲームや、レーシングゲームでのマルチモニタープレイを楽しむことまでできる。

参考記事▼

https://www.kickstarter.com/projects/catopsys/immersis?ref=category

http://www.immersisvr.com/

あの有名なゲームタイトルが「Immersis」で体験可能に

VR

引用:https://www.kickstarter.com/projects/catopsys/immersis/description

「Immersis」では広角に映像を映すことができる魚眼レンズを使用しており、他のVRデバイスを圧倒する180度の視野角で映像を楽しむことができる。さらに、Catopsys社は、今後360度を映し出せるプロジェクターを開発していくと言う。

「Immersis」の課題の1つは、3Dを体感できるゲームのタイトルがまだ少ないことだが、開発チームによると現状でも「Call of Duty」や「Sky Lim」など、もともとパノラマ感があるものは、デザインを変更しなくても、ある程度の3D効果が得られるという。今後、「Immersis」開発者以外のデザイナーでも変更を加えられるよう、APIを配布し、「Immersis」で体験できるビデオゲームのタイトルを増やすという。

▼参照

http://wired.jp/2015/02/17/pixar-inspired-projector-beams-vr-entire-room/#!/galleryimage_5

あなたの家そのものがゲーム空間に変わる

VR2

引用:https://www.kickstarter.com/projects/catopsys/immersis/description

「Immersis」の登場により、特別なヘッドセットを装着していなくてもVR, ARを楽しめるようになった。今まで、VR,ARでの、ヘッドセットを装着することで孤独感があった個人の空間は、今後、普段の生活と同じように、リアルな友人と一緒に楽しむことが可能になる。各部屋の天井にプロジェクターを取り付けることによって、家のなか全てを利用したサバイバルゲームも可能になるだろう。今後もこの業界からは目が離せない。

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