医師をより身近に感じる医療保険!NYで注目のメディカルケアスタートアップ「Oscar」

WRITER : 野田 勝

  最新テクノロジー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

アメリカの医療費が非常に高額なことをご存知だろうか。外務省在外公館医務官情報によると、「一般の初診料は150ドルから300ドル,専門医を受診すると200ドルから500ドル,入院した場合は室料だけで1日数千ドルの請求を受けます。例えば,急性虫垂炎で入院し手術後腹膜炎を併発したケース(8日入院)は7万ドル,上腕骨骨折で入院手術(1日入院)は1万5千ドル,貧血による入院(2日入院,保存療法施行)で2万ドル,自然気胸のドレナージ処置(6日入院,手術無し)で8万ドルの請求が実際にされています。」とのことである。

NYで注目を集める医療保険スタートアップ「Oscar」

[su_vimeo url=”http://vimeo.com/79683243″][su_vimeo url=”https://getpoynt.com/”][su_vimeo url=”http://vimeo.com/poynt/vimeocomintroducingthepoyntsmartterminal”]http://vimeo.com/poynt/vimeocomintroducingthepoyntsmartterminal[/su_vimeo]

医療費が高額なアメリカでは、どの医療保険を選ぶかはまさに死活問題である。そんな中、テクノロジーの力で医療保険をオンラインで提供するスタートアップ「Oscar(以下オスカー)」がニューヨークで注目を集めている。オスカーは2013年7月に設立したスタートアップで、ニューヨークとニュージャージーでオンラインのメディカルケアサービスを展開している。これまで3度の資金調達を行い、計1億5千万ドル(約176億円)、直近では2014年5月に8000万ドル(約94億円)を調達している。ニューヨークの地下鉄には、オスカーの広告が多数掲載されており、その注目度の高さが伺える。

現物給付サービスが特徴の医療保険を提供

1234599_526614227416159_424020138_n

オスカーの保険サービスは、有事の際に保険金を受け取れるだけでなく、月額料金を支払えば、診察はもちろん、検査や予防接種など各種医療サービスを追加料金なしで受けることができる点が特徴となっている。24時間365日、いつでも医師に電話で症状の相談ができる点も魅力である。

冒頭で述べたように、アメリカの医療費は非常に高額で、いざという時にまとまったお金が用意できないことも考えられる。実際、アメリカにおける自己破産の6割は医療費が原因と言われているほどだ。そのため、決まった月額さえ払っておけば、オンラインで簡単に各種医療サービスの手続きができ、特殊なケースを除き、追加料金がほとんど発生しないのは非常に魅力的である。

▼参照

https://www.hioscar.com/provider/eligibility/?planState=NY&planDate=2015

http://diamond.jp/articles/-/42401

 

自分にあった医師が見つかる医師検索サービス

オスカーは、ニューヨークとニュージャージーの病院と提携し、各病院に在籍している医師のプロフィールを検索できるサービスも提供している。

調子が悪くなったらオンライン上で自分の症状を入力すれば、適切な医師が表示され、希望の医師の診察を予約することが出来る。もちろん、かかりつけの医者がいるのであれば、直接医師を選択することも可能だ。病院に足を運ぶ前に電話で医師と相談することも出来るため、ユーザーは自分にあった医師を見つけることができる。

▼参照

https://www.hioscar.com/

オンラインで診察履歴を管理

online Hi

引用:How to choose an Online Insurance Broker? 

また、オスカーを通じて行った診察の履歴は、管理画面のタイムライン上で確認することが出来る。同時に、既往歴や薬の処方歴もオンラインで一括管理できるので、医師とのコミュニケーションも従来より円滑に進めることができる。オスカーに加入しておけば、医療に関わる心配事は大きく削減されるのは間違いない。

医療業界にもデジタル化の波が押し寄せる

オスカーはそのサービスの便利さだけでなく、医療業界のデジタル化という観点からみて興味深い。

日本の病院では、医師の診察を受ける為には、病院で長時間待たなくてはいけないのが現状である。この点はオンライン予約システムが普及すれば、改善の可能だ。

また、初診の場合は、既往歴や薬の処方歴等の確認を取るために、必要資料を記入する必要がある。今後医療業界のデジタル化が進めば、患者のカルテもクラウドで一括管理し、オンラインで患者情報がスムーズに共有できるようになっていくだろう。

今後オスカーが、全米にサービス提供地域を広げていくことが予想される。近い将来、日本でも同様のサービスが登場してくる可能性は高い。私たちの生活は分野を問わず、あらゆる面でテクノロジーの恩恵を受けていく

▼関連記事

医療関連記事一覧

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

各種お問い合わせはこちらから

  • マーケティング資料請求
  • お問い合わせ
  • 会社資料請求

あなたにオススメの記事

  • 人工知能の全貌に迫る!人工知能の活用事例10選

  • 今、数々のファッションブランドが飲食業界への参入を急ぐ理由

  • シリコンバレーの大企業が注目するグラフデータベースとは?その魅力に迫る!

  • どうなる3Dプリント業界? "幻滅期"を抜け出すカギはどこにあるのか

  • 【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか

  • 【連載企画】いま、ファッション業界でIT革命が起きている

  • シリコンバレーの天才達が土日も休まず働く理由

  • もし桃太郎が現代のWebマーケティングで鬼退治をしたら