世界が注目!未来のVR業界を牽引する都市、シアトル 〜注目VRスタートアップ3社〜

WRITER : Editorial department

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Arch for Startupより寄稿

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今年3月、FacebookがVR(バーチャル・リアリティ)ヘッドセットを開発するOculus VRを20億ドル(約2300億円)で買収、その後Googleが独自の簡易VRヘッドマウントディスプレイキットを低価格で販売と、現在急激に熱を帯びつつあるVR業界。

その注目のOculus VRが今年シアトル大都市圏内にVRヘッドセットの研究開発機関を設立したことに加え、多くのVRスタートアップが同圏内で競争を繰り広げていることから、今後シアトルがVR技術発展の中心地として期待されている
その中でも最も大きな理由として、VRハードウェアだけではなく、ソフトウェアを取り扱うスタートアップの存在と、VRスタートアップ同士の恊働が挙げられる。そこで今回は、今後シアトル大都市圏中心に巻き起こるVRブームを牽引していくであろう3社のスタートアップを紹介する。

Envelop VR

EnvelopVR引用:GamesBeat

Envelop VRは今夏に創設されたスタートアップだ。

「任天堂を筆頭とし、ゲーム会社が数多く競合し合っているシアトルでハードとソフトが共に進化していくことにより今後シアトルがVRの中心地、そしてHUBとしても発展していくだろう」というチーフの考えの下、ヘッドマウントディスプレイなどのVRハードウェアではなく、ソフトウェアの開発とゲーム開発エンジンの制作を行っている。

4人という少ない従業員数でスタートしたものの、その顔ぶれはIntelやUber Entertainment出身者であり、デベロッパーにとってVRソフトウェアを開発しやすい環境を構築したいと意気込んでいる。

▼参照
Envelop VR

Valve Corporation

valve引用:Valve Corporation

Valve Corporation(以下、Valve)はシアトル大都市圏に本社を置くスタートアップだ。

Steam OSというコンピュータゲーム用に特化したオペレーティングシステムを開発し、今年1月時点で、世界で7500万人ものユーザーを獲得している。Epic Games(後述)と共にOculus VRの創業時を支えたことでも知られる。社内にVR研究開発チームを持ち、Oculus VRが新しいヘッドマウントディスプレイをリリースするたびに、対応するソフトウェアをいち早く提供し続けてきた。

Valveが独自開発したSteam OSは現在、パソコン(Windows、Macintosh、Linux)からだけではなくモバイル端末、そしてテレビのどこからでもシームレスにゲームを楽しむことが可能となっている。このプラットフォーム上でゲームを通じてコミュニティを形成し、参加者同士で会話も楽しめる。この強力なゲーム用プラットフォームSteam OSを持つValveと、業界一のヘッドマウントディスプレイを持つOculus VRが互いに恊働し合うことで、今後VR技術が目覚ましいスピードで発展することが予想される。

▼参照
Valve Corporation

Epic Games

epic games引用:Epic Games

Epic Gamesはノースカロライナに本社を置くビデオゲーム開発会社だ。

Unreal EngineというゲームプラットフォームやGears of Warシリーズの開発などで、日本でも一部の人には名の通った会社であろう。2013年3月末にUnreal Engine4がOculus VRのヘッドマウントディスプレイへの対応を開始している。シアトル大都市圏にあるEpic Gamesの支社では、ValveやOculus VRの研究施設が近くにあるという強みを生かして、Unreal Engine4のVRゲームへの適応化やVRゲーム開発を中心に行っている。

Unreal Engine4は「気軽にVRゲーム開発ができるように」と一般の人にも月額$19でプラットフォームを提供しており、Epic Gamesも長年のゲーム開発のノウハウを生かしたVRゲーム開発を行っている。今後はOculus VRとの協力を行っていくことからも、VRゲーム業界にさらに進んだ、面白いゲームが生まれるに違いない。

▼参照
Epic Games

まとめ

・Oculus VRの研究施設をはじめ、シアトル大都市圏内にある多くのVRスタートアップが競争、恊働することでシアトルがVRブームを牽引する中心地として期待されている。

・VRハードウェア開発とソフトウェア開発、それぞれのスタートアップがバランスよく共存するシアトルならではの土壌を活かしたVR技術の発展が今後注目されている。

 

Arch for Startupより寄稿

 

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