2012年にフジテレビの人気ドラマとなったリッチマンプアウーマン。
最新のテクノロジーを紹介していた同番組の中でも、日向社長が起死回生のサービスとして生み出し、IT企業の間で話題になったあのサービスを今回はご紹介します。
実店舗売上高の減少が続くアパレル店舗
近年、スマートフォンの普及と共に、ファッションEC市場規模は2013年◯◯億円から2016年◯◯億円と年々成長を続けています。
そのような中、実店舗である百貨店の衣料品売上高は~調査によると下降傾向にあります。
売上高に占める衣料品の割合が◯◯と高い百貨店のようなアパレル店舗は、今後どのような施策を打ち出すべきでしょうか。
今回は、新たな取組みとして各社が挑戦しているとある施策をご紹介します。
「バーチャル試着システム」導入事例
ECサイトに対抗すべく、アパレル店舗はお客様に足を運んでもらいたくなる付加価値を提供する必要があります。
そこで今回、昨年TVで話題になったリッチマンプアウーマンでも登場した”バーチャルフィッティングサービス”の世界観についてご紹介させて頂きます。
①TOP SHOP 「Kinect Fitting Room」(開発:AR Door)
モスクワの店舗で◯年に導入開始した「Kinect Fitting Room」は、
ディスプレイの前に立つと、自分の体に服が合成された映像がディスプレイに映し出されるという仕組み。
また、◯◯技術を活用して手を上げるという合図で、自由に服を変えることができる。
②ユニクロ「UNIQLO MAGIC MIRROR」(開発:大日本印刷)
サンフランシスコの店舗で◯◯年に導入開始した「UNIQLO MAGIC MIRROR」は、
ユーザーが手元のタブレット端末でカラーを選択することで、着ている商品の別カラー版をディスプレイに映し出すという仕組み。
同一商品でカラー展開の豊富なユニクロらしい機能です。効果は~
③エイ・ネット「AR Fitting by A-net」(開発:エイ・ネット)
東急プラザ表参道原宿店で◯◯年に導入開始した「AR Fitting by A-net」は、
iPadのコントローラーで、エイ・ネットの9ブランドの中から試着したい洋服を選択可能。
服のバーチャルデータには重力値が組み込まれており、人の動きに合わせて、スカートの裾が揺れたり、服の袖が広がったりする。
ゆったりとしたデザインの多いエイ・ネットの服には相性抜群の機能です。
最後に
バーチャル試着は登場から◯◯年が経過して、同時期に登場したスマートデバイスとの融合段階で、秘めている可能性は無限大だと思う。
特に近年の画像解析技術を応用することで例えば、カメラの前に立つと自動で体型に合った服のサイズを表示してくれる機能や
肌の色や目の色に合わせて似合う服の色を表示してくれる機能など考え出すと、実に面白いです。今後の発展に期待しています。