Orange Fab Season 2開幕!今注目のスタートアップ5社

WRITER : 楠富 智太

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前回当編集部でも紹介したOrange Fab Season 2がついに開幕して、アジアで今注目の5社が採択された。Orange Fabは、スタートアップに対するアドバイスやサポートを提供するとともに、世界最大級の通信企業の最適な部門へのアクセスが可能となるようにデザインされている。Orange Fabは、Orangeの持つディストリビューションチャネル、市場、知見、そしてグローバルな事業展開を活用することができるアジアのスタートアップを対象としているのだ。今回は、採択された5社を紹介し、そこから今世界が注目している分野もみてみよう。

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世の中の出来事を世界最速配信する「ユークリッドラボ」

ユークリッドラボ株式会社は、独自で開発した位置情報コミュニケーションエンジンを基礎に、世界で起きている様々な出来事をソーシャルメディアから抽出・解析、世界最速で写真や動画付きの情報を配信するサービス「Spectee」を開発・運営している企業である。「今」この瞬間に現場で起てきいる「リアル」を現場の目線から、どこよりも速く、それを必要とする人に届けることで情報社会におけるニュース&コミュニケーションの革新を目指している。

05d55a50引用:Spectee

▼参照
ユークリッドラボ、Specteeとドローンを活用した花火大会の空撮ライブ配信を実施

ITを駆使したサステナブル事業へ取り組む「Eyes,JAPAN」

株式会社Eyes, JAPANは、東日本大震災を受け、新たな社会情報システムの構築の変換に取り組んでいる企業である。主にEyes, JAPANで開発している「GREENsMILE プロジェクト」はユーザーの自発的なデータの集約を目的とした環境センサーとクラウドシステムである。

自転車の車輪に装着した環境センサーを使用し、走行した場所の放射線量や大気中の環境データといった目に見えない値を可視化する。環境データの収集を個人単位のロングテールモデルに転換し、スマートシティプラットフォームとして、環境に対する社会の意識を持続させることが目的である。

529801259bbaa引用:Eyes, JAPAN

▼参照
メディカルクリエーションふくしま2010 医療情報ビジネスセミナー ~Health 2.0 Fukushima Chapter~

コンピュータビジョンで世界に挑む「Ikkyo Technology」

株式会社Ikkyo Technologyは画像認識、いわゆるコンピュータービジョンと機械学習の技術を軸にして、画像データマイニングの分野でのサービスを提供している企業である。スマートフォンの普及とビジュアルコンテンツの共有サービスが急激に増加する中で、世界レベルでコンピュータービジョンの分野が注目されている。コンピュータービジョン技術による画像フィルタリング・マッチングサービス「Categorific」は今後大きな可能性を秘める技術である。このサービスは、コンテンツ監視を大手企業に提供するところから事業を開始している。人力監視よりもコスト的にも90%削減も望めるという。

Categorific引用:Categorific

▼参照
半年で1000万枚の画像認識処理をこなしたIkkyo Technology「Categorific」の可能性

世界初!スマホアプリ開発の新機軸を提供する「モビラス」

モビラス株式会社は、世界で初めて、スマホアプリの開発方法の新機軸サービスを提供している企業である。モビラス革命でネイティブアプリの開発方法を変えたのだ。テンプレートのような制約は無く、自由にアプリを作ることを可能にした。プログラミングは一切不要でそれでいてすべてのスマホで動くのだ。モビラスのAppExe®は業務用スマホアプリの設計・構築・テストを完全自動化した開発プラットフォームで、アップルストアやアンドロイドのアプリマーケットに登録が可能である。アイデアさえあれば、世界最高のアプリを作成する事ができるようになった。

onestop引用:モビラス

▼参照
スマホアプリをノンプログラミングで開発するクラウド、モビラスが提供

iOSアプリをユーザーに最適化する「Repro」

Repro株式会社は、iOSアプリをユーザーに最適化するためのインサイトが手に入るアナリティクスツールを手掛ける企業である。ユーザーの画面遷移やタップ、表情や発話を動画で再現したり、ユーザー行動を観察することで、課題の特定、改善策の立案に至るまで、あらゆるインサイトを得る事が出来る。設定したイベントがリアルタイムにどの程度実行されているかグラフで再現し、DAUやMAU等の指標では判別することができないユーザーの真の定着率を把握することを可能にした。どのユーザーセグメントが目標イベントへの到達率(離脱率)が高いか確認出来たり、また、時系列分析することで、改善施策が各イベントのコンバージョンレートを上昇させたか検証することができるのだ。

4309404f-696f-6458-7156-ede5b9858e54引用:Repro

▼参照
KDDI∞Labo 第6期チーム発表 – ラボ初のB2Bサービスも登場

アジアスタートアップスタートアップ5 社、注目はオプティマイゼーション

今回採択された5社に共通して言えることは、機械学習のような最新のテクノロジーを活用することで、従来はコストが掛かり過ぎるために実現出来なかった、大量のデータの分析をローコストかつ高速で行うことができるようになったということだ。それにより、これまで見ることが出来なかった示唆を予測する技術にも注目が集まっている2017年の国内ビジネスアナリティクス市場は1兆1,400億円にも達すると予測され、その中の約10%をビッグデータ市場が占めている。ユーザー企業ともに大きな関心を寄せていることは間違いない。昨年採択された5社の特徴と似た分野ということから、世界を舞台に闘うテクノロジーはある程度限定されてきているようにも思える。この5社が今後Orange Fabの経て、いかにグローバル展開していくのかが楽しみである。

 

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