注目度大!今知っておくべき店舗に変革をもたらす注目の海外テクノロジー3選

WRITER : Editorial department

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現在、アメリカをはじめとした世界中で、リテールテクノロジーが注目されている。アメリカでは店舗での最新リテールテクノロジーに特化したイベントであるNRFTechが7月に開催されたり、9月にデジタルマーケティングと店舗内マーケティングに関するイベントであるShop org.が開催されたりとリアル店舗でも最新の技術を取り入れる流れが出来つつある。

unnamed引用:500friends Talks Loyalty, Personalization at NRFtech 2014

今後、ECサイトに対抗していくため、新しいリテールテクノロジーの活用や店舗内での正確なマーケティング、それを元にした店舗改善が必要になってくるだろう。今回は、上記で紹介したアメリカのリテールテック系イベントで注目されている、店舗に新しい風を吹き込むためのリテールテクノロジーを3つ紹介したい。

シームレスに使えるポイントカードシステム

500Friends’は、ネット上でもリアル店舗でも使用可能なシームレスなポイントカードサービス、「Loyality Plus」を提供している。

4引用:500Friend’s Products

 シームレスなポイントカードとは、リアル店舗やその店舗のECサイト関係なくポイントを貯めれるサービスだ。消費者はリアル店舗やECサイト関わらずポイントを使うことも出来る。忙しい時にはネット購入、時間がありゆっくり商品を見比べたい時は店舗に行くなど、このサービスのおかげで消費者の選択肢が増える。店舗側は消費者のECサイトの閲覧状況から、どの商品が最近のトレンドなっているのかや、年齢層による人気カテゴリーが分かるというマーケティングの利点がある。

アメリカのとある会社は、「Loyalty Plus」の導入でECサイトからの情報を生かしリアル店舗でのマーケティングを改善し、導入前に比べて63%の消費者の商品購入頻度が上がった。このようにシームレスなポイントサービスの提供も、これからのオムニチャンネル戦略には必要になってくるだろう。

 

店舗内の顧客行動の分析とデータの視覚化

PrismSkylabsは、消費者がどこを歩いたのか、どの商品を長く見ていたのか、そしてどの時間に多く訪れるかなどのデータを店舗内のカメラを通して集め、ヒートマップの作成やデータの視覚化を行う。視覚化されたデータは店舗に提供され、店舗はそれに基づいて店舗内の顧客行動を知りレイアウトを変更したりスタッフ数の最適化を測るなど、店舗改善に役立てられる。

6引用:Prism Skylabs

 Prism Skylabsは店舗改善のマーケティングデータを提供し、小売店店舗はその使用料を払う。そしてデータに基づき商品の陳列やレイアウトを最適化し、より多くの商品を消費者に買って貰い代金を頂く。このような店舗内マーケティングはRetailNextなども行っている。日本ではまだまだ普及していないサービスだが、ECサイトや他の競合店舗との優位性を持つためには必ず必要になってくるだろう。

 

AIを使ったデータ分析、プロモーション戦略の策定

現在ではWeb上で大量な情報を収集することが出来るが、それを全て企業や店舗のために活用するのは難しい。また、マーケティングやプロモーション戦略を考える際にデータ収集や分析のエキスパートが必要で、コストや手間がかかってりまう。そこで注目されるのが、ColdLightが提供している人工知能や機械学習を使ったデータ分析サービス「Neuron」だ

unnamed引用:ColdLight

「Neuron」は、Webや独自に収集した大量のデータを分析し、企業や店舗に売上を上げるための戦略を策定してくれる。例えば、ある病気に対してのヘルスケア機器を売りたい場合に、退院してからどれくらいの期間で再発する可能性が高いのかをデータ分析して教えてくれ、それに合わせたリアル店舗でのプロモーション戦略までにも選択肢を示してくれる。従来ならデータ分析の専門家や、長い間かけてデータを集めなければいけなかった作業が、全て「Neuron」一つで可能になるのだ。

このサービスを導入したアメリカのとあるベンチャー企業は、2009年に約4000万円だった売上が、導入後の2010年には約1億円、2011年には2億円に達する等、マーケティング戦略や店舗改善にこのサービスを役立てることで効果的に戦略を打ち出して売上を上げている。

最近では、ソフトバンクやGoogleなどが人工知能の開発を行っていると話題になっているが、既に人口知能を使い、実用的なサービスを提供しているColdlightも今後注目すべき企業である。

2引用:Gizmode、Googleが謎の人工知能開発スタートアップ企業「DeepMind」を500億円で買収

まとめ

・最新のリテールテクノロジーや店舗内マーケティングに特化したイベントであるNRFtechやShop org.がアメリカで開催されるなど、ECサイトの台頭に対抗していくために新しいリテールテクノロジーが注目され始めている。

・実際に、小売業の世界最大手、Walmartも「Scan&Go」という、バーコードをスマートフォンで読み込み、決済が出来るという新しいサービスを導入している。

・外では積極的に進んでいるリテールテクノロジーの導入が、今後日本でも加速し始め、いかに店舗が競争力をもっているかの鍵になるかもしれない。

 

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