位置情報による新しいゲームの形とは?! GPS情報連動ゲーム まとめ 4選

WRITER : 今井 淳南

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私たちの現在位置を示す位置情報は、携帯電話やスマートフォンの地図のナビゲーション、現在位置の天気予報など、多くのサービスに広く利用されている。その中でも、エンターテインメント性の強いゲームでの位置情報の利用が拡大しており、位置情報によって、ゲームの中の世界と現実の世界を連動させることが可能になる。例えば、ある特定の場所でアプリを起動することによって、ゲームの中で使用可能なアイテムを得ることができる。今回は、位置情報を利用した携帯電話・スマートフォン向けゲームを紹介する。

代表的な位置情報利用ゲーム

Ingress (Google)

From: Ingress by Google

From: Ingress by Google

 

「Ingress」はGoogle が2013年より提供している位置情報ゲーム。先行してAndroid 版がリリースされ、2014年7月にiOS 版がリリースされた。プレイヤーは2つの陣営に別れ、各地に設定された「Portal」を奪いあう。アメリカでは、両陣営に移動用のバスを提供するなどの、多くのキャンペーンが行われている。「Ingress」は無料で提供されており、課金機能や広告なども掲載されていない。ユーザの間では、「Ingress はGoogle による、ゲームという形を用いた大規模社会実験ではないか」とうわさされている。

[Source] Ingress by Google

コロニーな生活 (コロプラ)

From: コロニーな生活 公式サイト

From: コロニーな生活 公式サイト

「コロニーな生活」は、株式会社コロプラが2003年より提供している位置情報ゲームであり、位置情報を利用したゲームのパイオニア的存在である。移動した距離によってゲーム内仮想通貨「プラ」が得られ、自分の街である「スペースコロニー」を発展させる。ある地域の位置情報でしか得ることができないアイテムや、実際の地方のお土産を購入すると得られるアイテムを提供するなどして、O2Oサービスの一面も持つ。

[Source] コロニーな生活

ケータイ国盗り合戦 (マピオン)

From: ケータイ国盗り合戦

From: ケータイ国盗り合戦

「ケータイ国盗り合戦」は、地図サービスの株式会社マピオンが、2005年より提供する位置情報ゲームである。戦国時代を模したゲームであり、位置情報を用いて「国盗り」を行うことにより、全国の地域を「統一」することが目的となる。また、戦国時代の地名や合戦を利用したイベントが提供されている。地図サービスを提供するマピオンが、自社コンテンツを利用したゲームを制作した事例である。

[Source] ケータイ国盗り合戦公式サイト

ステーションメモリーズ (モバイルファクトリー / コロプラ)

From: ステーションメモリーズ

From: ステーションメモリーズ

「ステーションメモリーズ」は、株式会社モバイルファクトリーが開発し、ゲームプラットフォーム「コロプラ」にて2014年より提供されている駅収集位置ゲームである。プレイヤーは位置情報を用いて、全国9000駅以上の「駅」を収集する。開発元のモバイルファクトリーは、以前に「駅奪取PLUS」という駅情報を利用したゲームを制作している。

[Source] 位置ゲーム×駅『ステーションメモリーズ!』ニュースリリース|株式会社モバイルファクトリー

ウェアラブルデバイス普及により位置情報ゲームが増加する

今回は、位置情報を利用したゲームについて紹介した。位置情報ゲームは2000年代中盤のフューチャーフォン全盛期に多くのサービスが提供され、最近ではスマートフォン向けに最適化した位置情報ゲームが多くリリースされている。位置情報ゲームは、常に身体に身につけているモバイルデバイス、特にウェアラブルデバイスと相性が良く、Google はIngress のプレイヤーに対してGoogle Glass を提供するキャンペーンを行っている。現時点のGoogle Glass の活用事例は、接客業などのサービスを提供する側に多いが、Ingress のような位置情報ゲームがヒットすることにより、ゲームを楽しむためにGoogle Glassを活用するユーザが増加すると考えられる。また、多くのO2Oサービスは、位置情報とウェアラブルデバイスの両方との相性が良く、さまざまなサービスの形や連携が可能となる。今後も、位置情報ゲーム、ウェアラブルデバイス、そして、それらを利用したO2Oサービスに注目していきたい。

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