ホリエモンが仕掛ける新たなビジネス。ソーシャルマッチングサービス「ゴルフ部」の未来

WRITER : Editorial department

  最新テクノロジー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

引用元:6月2日アプリ発表会

ソーシャルマッチングサービスと言われると「出会い系」のイメージを持つ人も多い。最近では、単純な新しい出会い、ではない仲間作りを意識したサービスが増えてきている。その一つが今回紹介する「ゴルフ部」である。矢野経済研究所によると、ゴルフ市場規模は2012年に約2,499億円と2010年2011年の減少傾向から回復の兆しを示した。しかし、実は総務省調べによると、20~30代のゴルフ人口が最近10年間で約200万人も減少していることをご存知だろうか。現在のゴルフ人口の中心が40~60代だとすると、今後の担い手である20~30代に魅力を訴求し切れていないゴルフ産業は衰退産業として岐路に立っていると言わざるをえない。その中で、ゴルフ離れを加速させる若者を呼びこむ大きなキッカケとなりうるサービスが2014年6月に登場した。それが、2014年1月にリリースした現在約25,000ダウンロードを達成した「焼肉部」で話題のソーシャル部活動サービス第2弾のゴルフ部」である。

若者のゴルフ離れの実態

引用元:6月2日アプリ発表会

株式会社部活動ファウンダーのホリエモンこと、堀江貴文氏(以下、堀江氏)は、ゴルフ人口が減少している原因は大きく3つ存在すると指摘している。まずは、ゴルフ場に通うための自動車を保有している人が減っていること。次にゴルフを始めるための道具が高額なこと。最後に、特に女性に該当することだが、一緒に行く人が見つからないことを挙げた。

2014年2月に株式会社リクルートライフスタイルが発表した「ゴルフ市場に関する実態調査」によると、20代のトライアル意向者におけるゴルフのネガティブイメージは「お金がかかる」が全体の65%を占めて最多であり、次いで「敷居が高い感じ」「中年っぽい」となる。その中で、20代未経験者でかつトライアル意向がある層の半数以上が、「どのくらいお金が掛かるか分からない」ために始めることが出来ておらず、「マナーやルールが分からない」「教えてくれる人がいない」というゴルフ特有の悩みを持つ層も存在する。

こうした課題は特にゴルフ未経験者であるが、今後のゴルフ意向が最も強い20代の若者世代に当てはまる。堀江氏は若者のゴルフ離れを改善する着火剤とするべく「ゴルフ部」というサービスをリリースした。

 

ソーシャルマッチングサービスがゴルフ人口源に歯止めを掛ける

若者のゴルフ離れという大きな問題に対して、解決策を示すのが今回の取材時に紹介されたソーシャル部活動サービス「ゴルフ部」である。「ゴルフ部」は、Facebookを通して集まったゴルフ好きな人たちが参加するソーシャルマッチングサービスである。今回は、リリースされた「ゴルフ部」の使い方を簡単に紹介する。

引用元:iTune Store「ゴルフ部」

1. 仲良しな友人とペアを組む

「ゴルフ部」はFacebookと連動型のサービスであり、一人では参加できない。2人1組で参加することができ、一緒に部活動をしてくれる友達をFacebookの友達の中から招待をしてペアを組もう。

2. 気に入った部員にオファーを送る

「ゴルフ部」では、毎日1組オススメの部員を紹介する。気に入った部員にオファーを送り、相手が承認すればゴルフ部が成立する。

3. オファーを承認する

自分からオファーを送るだけではなく、他部員からオファーが来ることもある。気に入った部員からオファーが来たときには是非承諾してみよう。

4. ゴルフ部の活動日を調整する

ゴルフ部が成立したら、部活動の日程を調整する。アプリ内でゴルフ場予約が簡単に行えるのは非常にスムーズで良い点である。

5. ゴルフ部で本番を楽しむ

活動日の当日は事前に決められた集合場所へ行く。初対面の部員達と楽しい時間を過ごす。

これからのソーシャルマッチングサービスの展開予測

引用元:6月2日アプリ発表会

現在「ゴルフ部」では、ゴルフ場を事前予約するサービスを提供している。おそらくゴルフ場と提携して集客人数に応じた課金収益を得るビジネスモデルが想定できる。堀江氏からは他にもゴルフ初心者向けのゴルフグッズECサイトを立ち上げるといったビジネスモデルが話にあがった。

その他に、今後の「ゴルフ部」に想定されるマネタイズポイントとして大きく5点を予測する。

有料チケットによる追加チケット販売

「焼肉部」と同様に、マッチングの精度を高めるための有料チケットはマネタイズポイントとして容易に想像がつく。但し、実際の有料チケットユーザーがどの程度存在するのかは定かではない。

「ゴルフ部」から「焼肉部」へのアプリ間送客

「ゴルフ部」の参加費用の一部に「焼肉部」の店舗側への費用を上乗せすることで、「ゴルフ部」に参加した顧客を「焼肉部」に自然に送客することが可能となる。元々「ゴルフ部」の参加費用が男性27,000円、女性14,000円(※オープニング記念ゴルフコンペを参考)と高額のため、あまり意識をせずに申込みを誘引することが出来るのではないか。

クローズドコミュニティによるサロン収益

ソーシャル部活動のメリットとしてはオンラインとオフラインの垣根が非常に小さいということである。いわゆるO2Oという領域になるソーシャル部活動の中でも、技術の共有機会やネットワーキングの機会を求める人は一定数存在することが想定される。そういった人に対するサロン収益は一定金額を見込める。

コンペイベント収益

今回驚いたのが、コンペ参加費用である。「ゴルフ部」の参加費用が男性27,000円、女性14,000円(※オープニング記念ゴルフコンペを参考)と一般的な平均金額である約14,000円よりわずかに高い。この高額なコンペイベントを複数回運営する集客力がある限りは安定的なキャッシュを得ることが可能である。こちらは、街コンのようなビジネスモデルにも近いかもしれない。

ゴルフならではのスポンサー収益

今回のゴルフ部オープニング記念ゴルフコンペを実施するに際して15以上のスポンサー企業が見つかったようにゴルフという機会を利用したリアルの場での広告事業は一定規模のニーズがあるのかもしれない。堀江氏と七尾氏のネットワークを活用した大物芸能人や有名経営者を集客源として多くのメディアに掲載されることを狙ったスポンサー契約が今後増えてくるかもしれない。

最後にこうしたソーシャルマッチングサービスを活用するのに緊張する人は多い。実際に初めての人と出会う際の社交術に関して、堀江氏に尋ねた。

「大事なことは自分の殻を打ち破ること。相手も自分と同じで怯えている。どんどん連絡先を交換すると良い。」(堀江氏)

また、株式会社部活動代表取締役 七尾エレナ(以下、七尾氏)にソーシャルマッチングサービスを活用する際に意識しておくと良い点を尋ねた。

「参加する人は最初から期待をし過ぎないことがコツです。ネットとリアルで会う度にイメージが変わるのも楽しい点」(七尾氏)

今後、オムニチャネル施策の展開も考えられる「ゴルフ部」の未来にO2Oイノラボ編集部も注目していきたい。

興味のある方はゴルフコンペに参加しよう

引用元:6月2日アプリ発表会

「ゴルフ部」ではアプリケーションリリースを記念して2014年6月13日(金)にゴルフ部オープニング記念ゴルフコンペを開催する。コンペは男女80名ずつの160名の大型コンペとなる。ゲストには堀江氏をはじめ、多数の著名人の参加も決まっている。会場では七尾氏よりBEAMSGOLFやSamantha Thavasa含めた15社以上のスポンサーからの協賛賞品が紹介された。日程が金曜日なのは、堀江氏が「経営者はむしろ土日を嫌う。行くなら平日が良い。」というところも影響しているかもしれない。ゴルフが好きな人であれば誰でも参加が可能なため、興味のある方は参加してみることをオススメする。

チケットの購入はこちらから

参考:堀江貴文のワンポイントゴルフアドバイス

今回プレス中に堀江氏からワンポイントゴルフアドバイスが紹介された。詳細についてはゴルフダイジェストボギーに掲載されている。興味のある方は確認して欲しい。

膝立ちスイング

ヘッドスイングを最大化するためのトレーニングであり、膝立ちでスイング出来るようになると、飛距離が非常に伸びるということであった。ちなみに堀江氏は300ヤード強を叩き出すとのこと。

http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=7516

 

引用元:6月2日アプリ発表会

 

参考URL:

https://itunes.apple.com/us/app/gorufu-bu-gorufu-haokina-da/id848211236?mt=8

http://jrc.jalan.net/flie/surveys/golf_survey_20140204.pdf

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

各種お問い合わせはこちらから

  • マーケティング資料請求
  • お問い合わせ
  • 会社資料請求

あなたにオススメの記事

  • 人工知能の全貌に迫る!人工知能の活用事例10選

  • 今、数々のファッションブランドが飲食業界への参入を急ぐ理由

  • シリコンバレーの大企業が注目するグラフデータベースとは?その魅力に迫る!

  • どうなる3Dプリント業界? "幻滅期"を抜け出すカギはどこにあるのか

  • 【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか

  • 【連載企画】いま、ファッション業界でIT革命が起きている

  • シリコンバレーの天才達が土日も休まず働く理由

  • もし桃太郎が現代のWebマーケティングで鬼退治をしたら