米国の調査会社IDCによれば、2015年Q2(4月~6月)においてウェアラブル市場の総出荷台数は1,810万台であった。2014年Q2(4月~6月)と比較すると、総出荷数は223%増加しており、ウェアラブルの普及が伺える。
今回は、これまでになく注目度を高めているウェアラブルについて、イノベーションラボ編集部の記事をまとめて紹介する。
フィットネス分野で大活躍!ウェアラブルデバイス活用事例
ウェアラブルデバイスの普及により、フィットネス業界の現場では、身体を定量的に把握する認識コンピューティングを取り入れたサービスを導入することができる。トレーニングの目標を達成するまでのプロセスで、数値に基づいたアドバイスをすることが可能となるのだ。こうした事情を背景として、フィットネス向けウェアラブルデバイスの活用はさらに定着していくだろう。
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普及の見通しやいかに!「Apple Watch(アップルウォッチ)」記事まとめ
引用:Apple Watch
IDCの調査結果によると、Apple Watchの出荷台数は360万台に達し、市場シェア約20%を獲得している。
しかし、当初Apple Watchは2000万~3000万の出荷台数を予想されていた。当初の予測には達していないが、シェア率は世界2位を占めるApple Watchは、今後普及していくのだろうか。以下の記事を参考に、読者の皆様も予測してはいかがだろうか。
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要注目!ウェアラブルデバイスおもちゃ「Moff Band」
「Moff Band」は、世界最大規模のクラウドファンディングサイトKickstarter で目標金額の約4倍となる7万8800ドルの支援額をわずか48時間で達成し、日本国内だけでなく世界中で話題となっている日本発の「ウェアラブルおもちゃ」である。
→前編:ウェアラブルおもちゃで世界を獲る!「Moff Band」開発者インタビュー(前編)
→後編:ウェアラブルおもちゃで世界を獲る!「Moff Band」開発者インタビュー(後編)
ウェアラブルデバイスの普及への課題
引用:業界最小のピン形リチウムイオン電池を製品化 | プレスリリース | Panasonic
大きな注目を集めるGoogle Glassは、盗撮問題や依存症問題など、ウェアラブルデバイス特有の課題を持ち、スマートフォンのように私たちの日常生活に普及するには、越えるべき壁が多い。
一方、これらの課題を解決するための技術やアイデアも数多く登場しており、ウェアラブルデバイス普及の足掛かりとして、期待されている。
→【完全保存版】ウェアラブルデバイスカオスマップ!装着部位ごとの傾向と対策
ウェアラブルデバイスの「これから」
ウェアラブルデバイス1つ装着していれば、決済はすべてワイヤレスに可能で、自宅へ帰ればセンサリングで自動的に必要な家電のスイッチがONに。出勤時もすべてウェアラブルでチェック。健康管理も行い、何か身体に問題があったときにはアラートを上げてくれる……。
そんな未来が待っているかもしれない。まだまだウェアラブルデバイスは奥が深い。
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