ゲームの域を超える!新感覚のユーザー体験をもたらす三つの最新技術

WRITER : Editorial department

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2014年、視界にイメージやテキストを重ねて表示するGoogleGlassの発表をきっかけに、仮想現実(以下VR)、拡張現実(以下AR)という単語が世間を賑わせてきた。特別なヘッドセットを通してみる光景は、コンピュータによって創られたものだが、まるで現実そのもののように感じることができる。仮想現実や拡張現実の世界では、突然恐竜が目の前に現れたり、空を飛ぶこともできるのである。今回は、VRやARを始めとした、今までにない空間創造を行うサービスを3つご紹介する。

「オキュラスリフト」ブームによって広がった仮想現実の世界

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=OlXrjTh7vHc#t=158″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

「Oculus Rift(以下オキュラスリフト)」 とはOculus VR.Inc(以下オキュラス社) が開発した、VR に特化したヘッドマウントディスプレイ (HMD) である。同デバイスは、広視野角モニターや、ヘッドトラックと呼ばれる、ユーザーの頭の動きに表示が追従する機能を特徴としている。オキュラス社は昨年、会社設立からわずか2年ながら、Facebookに20億ドル(約2026億円)で買収され世間から脚光を浴びた。

オキュラスリフトによって変化する仮想現実の世界

オキュラスリフトの登場で、仮想空間を生かした没入度の高いゲームが開発されるようになった。また、ヘッドトラック機能により、遠隔地の映像を実際その場にいるかのように体感できるようになった。これにより、災害現場などオペレーターが直接作業できない場所に工事ロボットを送り込み、遠隔で工事を行うなど、多方面でその活用が期待されている。

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=ZC2Tvhaz9n4″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

上の動画は、Virtuix社が開発した「Omni」というFPSゲームである。

「Omni」は専用のシューズを履いて専用の台の上で動けば、ゲーム中の世界を歩いたり、走ったりすることができ、ほぼ完璧なバーチャルリアリティーを体感することができる。ユーザーが実際に身体を動かしてゲームに没入する、仮想現実世代の新感覚ゲームである。

▼参照
http://www.virtuix.com/

VR技術の最大の課題とは

オキュラス社のCEOイリーベ氏は現在のVR技術の最大の問題点は、画面の解像度や画面が推移する際の速度が、まだリアルな世界には届いておらず、乗り物酔いの症状が現れやすいことと述べている。また同氏は、一部の企業がこの問題を解消しないまま、消費者向けの新しいデバイスをリリースすることに対し懸念を抱いている。

▼参照
http://thenextweb.com/facebook/2014/11/04/oculus-ceo-says-consumer-rift-vr-headset-close/

空間を認識する最新技術「リープモーション」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=_d6KuiuteIA&hd=1″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

「LeapMotion(以下リープモーション)」は、2012年にLeapMotion社(以下リープモーション社)から販売された、手のジェスチャーによってコンピュータを操作できるデバイスである。 マウスや画面タッチを用いずに操作ができる体感型のシステムで、ジェスチャーによって直観的にPCを操作することが可能となる。上の動画のように、指の動きや、手を動かす角度、ひねりの動作に応じて、異なる入力を行う事が出来る。

「リープモーション」は従来のキーボードに取って代わるか

「リープモーション」の売りは、空間で動く1本1本の指をそれぞれ認識できる空間認識のクオリティーで、その精度は最大100分の1mmにも及ぶ。そのため、キーボードを使用せずにパソコンを操作でき、デスク環境の効率化も期待されている。

しかしながら、「リープモーション」は現状として、パソコンのマウス、キーボードに代替できるほど操作性が高いか、といわれると疑問が残る。MacBookのトラックパッドで使用できるスワイプジェスチャーや、複数指によるタップ、ピンチでの拡大縮小などに対して、操作性という面でまだまだ及ばない点も多い。まずは「リープモーション」ならではの、実際に身体を動かして操作するという強みを生かせる、インタラクティブなゲームやアプリでの活用が期待される。

▼参照
http://japan.cnet.com/news/commentary/35035350/

▼参照
http://bcove.me/41acnebb

マイクロソフトが放った起死回生のARデバイス「Microsoft/HoloLens」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=aThCr0PsyuA#t=22″ width=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=ostZlQx_30c#t=134[/su_youtube]

ARは拡張現実とも呼ばれ、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉である。「MicrosoftHoloLens(以下マイクロソフト・ホロレンズ)」は、マイクロソフトが発表した最新のARデバイスだ。これはホログラム画像を物体表面や空間に投影することができる、初の自己完結型コンピュータシステムであり、ユーザーは画像の操作、保存、複製、共有が可能である。

マイクロソフトのAR技術を結集させた驚くべき機能

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引用:Microsoft HoloLens

「マイクロソフト・ホロレンズ」は、何もない壁にTV画面を出現させたり、部屋中にゲームのマップを張り巡らせたり、お気に入りのバイクを3Dで眺めることまでできる。ユーザーは、まるでSF映画に出てくるような世界を体感することができるのだ。「マイクロソフト・ホロレンズ」と音声通話アプリの「Skype」のコラボレーションでは、お互いが全く同じ光景を見ることができ、さらにその光景に文字や絵を描くことができる。

動画の中では、片方の人が「マイクロソフト・ホロレンズ」を使用している人にトイレの配管工事を教えている。「マイクロソフト・ホロレンズ」はSkypeカメラを持ち歩く必要がないため、作業中に片手がふさがることがない。さらに目の前のパイプ上に、相手側が描いたバーチャルな取り扱い説明が浮き上がるので、ある程度複雑な作業でも対応できそうだ。

オキュラスリフト、リープモーション、マイクロソフト・ホロレンズが作る未来

今回紹介した技術は、まずゲーム業界の発展に大きく貢献するだろう。仮想現実、拡張現実技術がユーザー体験を大幅に向上させることは言うまでもない。しかしFacebookのCEO マックザッカバーグ氏が述べるように、仮想現実、拡張現実技術は、ゲーム以外の多くの産業に影響を与えるプラットフォームになり得る。例えば、災害現場で人命に関わる救出作業に活かされるなどである。前述したように、それぞれの技術にはまだ課題が残るものの、技術革新が起これば私たちの生活が大きく変わるのは間違いない。今後の動向に注目である。

▼参照
http://www.cnet.com/news/facebook-and-oculus-join-for-science-fiction-future/

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