「CES2015」で注目を集めた未来を彩る5つのトップトレンド

WRITER : Editorial department

  ウェアラブル

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2015年1月5日から1月9日にわたって、世界最大級の家電展示会「CES2015」がラスベガスで開催された。「CES2015」では、2014年のトレンドを引き継ぎながらも、新しいテクノロジーがより多くの人へ普及していくことが予想される内容だった。今回は、アメリカのIT関連情報を発信するメディアDisitalLabが「CES2015」で注目したトップトレンドを5つお伝えする。

▼参照

http://www.slideshare.net/BBDO/preview-of-ces-2015

1.Wearables:身につけるデバイスは2015年も世界を席巻する

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引用:Google Glass and Wearable Devices. Always Context Aware – AMIS Vision

 ウェアラブルとは、腕や頭部など身体に装着するコンピューターデバイスのことを指す。ウェアラブルと聞くと、AppleWatchやGoogleGlassのイメージが強いかもしれないが、「CES2015」では、AppleやGoogle以外の企業の参入も多く見られた。また、「CES2015」ではデバイスのファッション性や重量、サイズなど、ウェアラブルが一般へ普及していくにあたって、直面する課題を改善したデバイスが注目を集めた。特に、健康、ファッション、生活一般用途のデバイスにおいては、テクノロジーの躍進が感じられた。

例えば、Fitlinxx社の「AmpStrip」は、腹部に貼付けることで、装着者の心拍数を記録・分析するデバイスだ。「AmpStrip」はアスリート向けに作られたデバイスで、薄型・軽量であるため、スポーツをする際でも違和感なく利用することが出来る。

ウェアラブルが普及することで、スマートフォンのように通信端末を「持つ」というよりも、「身につける」という感覚がより身近になっていく。

 

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IoT:「モノのインターネット」は私たちの生活をより便利にする

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引用:You can’t avoid the ‘Internet of things’ hype, so you might as well understand it

 IoT(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」と訳され、あらゆる通信機器同士が相互に繋がることを指す。IoTは今後も成長が見込まれる分野であり、IDCJapan(株)のデータによると、IoT国内市場規模は、2013年の11.1兆円から2018年には、約2倍となる21.1兆円へ成長すると予想されている。IoTの時代には、外出後でもスマートフォンを使って、遠隔で家のドアの鍵を閉めることができたり、ユーザーの帰宅に合わせて、自動で部屋のエアコンのスイッチが入り、部屋の温度を調整するといったことが実現する。「CES2015」では、空気清浄機や掃除機などあらゆるものが、IoTデバイスとして紹介されていた。

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VirtualReality:CGの世界が目前に広がる仮想現実の世界をあなたに届ける

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引用:Virtual reality isn’t just for video games

VirtualRealityは仮想現実と訳され、現実の物事に対しデジタルな情報を付加すること、またはその技術によって表される環境のことを指す。上記の写真はOculusVR社の最新プロトタイプ機「Crescent Bay」である。このデバイスを装着すると、装着者の目の前に、未来都市やティラノサウルスの3D映像が広がる。 VRの技術はまだ初期段階であり、一般利用者へと普及するのは先の話になりそうだ。しかし、SAMSUNGやSONYを始めとして、多くの企業がVRを用いた製品の開発へ取り組み始めており、また、2015年に入りVR業界を結束させるため「Immersive Technology Alliance」というVR業界団体も設立されたことからも、その注目度の高さが伺える。

▼参照

The Immersive Technology Alliance

Mobility:スマートフォンの普及でモバイルの活用は避けては通れなくなる

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引用:Sony Mobile apresenta novos Xperia Z1 Compact e Xperia Z1S na CES 2014

モバイルとは、小型で持ち運びが可能なデバイスを指し、スマートフォンやタブレットはその代表格だ。予想以上のスピードで、人びとの行動はモバイルに依存してきている。総務省のデータによれば、日本国内の移動系データ通信専用サービス契約数は3432万人(2014.3月時点)で、前年同期比約18%増となっている。「CES2015」においては、支払い、検索、ビデオの3分野におけるモバイルの活用が注目を集めた。

近年スマートフォンの普及によってモバイルが人々の購買に与える影響は無視できなくなってきている。ApplePayに代表されるモバイルペイメントシステムは、クレジットカード情報と紐づけたスマートデバイスを、専用機器にタッチするだけで決済が完了する手軽さから、従来の決済のあり方を覆す可能性を秘めている。また、顧客が購買を行う際に、モバイルを利用して商品情報を検索している点も見逃すことはできない。2015年もモバイルは引き続き注目を集めるに違いない。

ConectedCar:インターネットに繋がる自動車は次世代の乗車体験を実現する

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引用:Connected Car Contest 2013

コネクテッドカーとは、自動車にインターネット通信機能を付加したものを指す。先に紹介したIoTの一種で、今後の成長が期待される分野だ。富士経済のデータによると、コネクテッドカーの世界市場は2014年の1350万台から、2025年には5.9倍となる6547万台まで増加する予想を発表している。「CES2015」では、主にアウディやメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲンなどの高級車産業がコネクテッドカーを出展した。例えばアウディは、自社独自のタブレット端末から、車内の温度調整やドアロック管理を可能にした製品を発表した。

▼参照

クルマも“スマート”に動かす時代 タブレットで快適さを増すLTE搭載アウディ

2015年、テクノロジーが私たちの生活を変える

future

引用: The state (and future) of Internet of Things and home automation

今年、「CES2015」を訪れた多くの専門家は、2014年のトレンドが2015年にも続く傾向にあると述べた。これは、同分野に進化がないことを意味するのではなく、2014年は新しいテクノロジーが今後広く生活者へ普及するための前段階として重要だったことを意味する。新しいテクノロジーが一般に広まっていくことで、これまでになかった便利でユニークな生活を消費者が体験し、変化を実感することができるようになるだろう。2015年は、次世代の生活に近づくための第一歩目である。

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