3つの海外事例からみるウェアラブルデバイスの未来

WRITER : Editorial department

  ウェアラブル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

国内外問わず、ウェアラブルデバイスに興味関心が集まっている。

ウェアラブルデバイスまたはIoT関連の事業を展開するスタートアップ企業のために、投資家と関係性を持たせたりアドバイスを行ったりする組織が存在するほどだ。

そこで、今回は海外においてウェアラブル事業を展開するスタートアップを紹介する。今後ウェアラブルデバイスはどうなっていくのだろう。

misfit 1 引用:Misfit Wearables

もはや医者が手放せない「wearable intelligence」

wearable intelligence」は、Google Glassのようなウェアラブルデバイスを使用し、エンタープライズソリューション(※1)を手がけるベンチャー企業。

アメリカ・サンフランシスコに拠点を置く。ウエアラブルデバイスをビジネスに活用する技術を開発している。その1つがGoogle Glassを活用した高度医療システムだ。

アメリカの大学病院では、Google Glassを装着した医師による手術がよく行われており、GoogleGlassはよもや欠かせない医療補助ツールとなっている。

たとえば、患者の顔を認識し、カルテをチェックすることができたり、Google Glassを介して施術の動画を複数の医師が視聴し、音声によるアドバイスを可能にすることで、複雑な施術にも対応できるようにしたりしている。

※1:エンタープライズソリューションとは、大企業や中堅企業、公的機関など、複数の部門で構成されるような比較的規模の大きな法人に向けた課題解決のこと

capture

引用:wearable intelligence

 

「Advanced Wearable Devices LLC」であの人と同じ思い出を追体験できる

Advanced Wearable Devices LLC」は、WELOOPと呼ばれる、観たままの映像を共有できるメガネ型のウェアラブルデバイスの開発を行っている。

WELOOPを通して観た景色をWi-Fiで接続したスマートフォンに動画として保存する。自分の観たままがそのまま動画になるので、家族や恋人、友人との思い出をそっくりそのまま追体験可能だ。

自分が体験した最高の出来事を皆に共有したり、車載監視カメラのようにもなる。

WELOOPは今月末までKickstarterにて資金調達を行っている。

461b67c4c712371f0c88dd346b73eef1_large

引用:Advanced Wearable Devices LLC by Kickstarter

 

どんなシチュエーションにも対応可能「Misfit Wearables」

「Misfit Wearables」は、日々の活動量や睡眠の質などを取得することで健康管理を行うウェアラブルデバイスを開発している。

「Misfit Shine」と「Misfit Flash」があるが、大きな違いはなく、本体の形状は500円玉程度のコイン型である。別売りのアクセサリーに装着することでどんなシチュエーションにも対応できるようになっているため、多種多様なシーンに合わせての着用が可能。

たとえば、バンドとして腕に着けたり、ネックレスとして首からかけたりといった具合にだ。

完全防水なので、シャワーのたびに外す必要もなく、デザインも凝っているので、アクセサリー感覚で使用できるところも魅力的。装着箇所も限定的でなく、存在感もほとんどないため、シーンを選ばない。そこが他の多くのウェアラブルデバイスとは違うメリットだろう。

panel1_frost-b4387fa7c5c6efdadfbe9f3c6d15de5a

引用:Misfit Wearables

ウェアラブルデバイスが私たちの生活をより豊かにする

今回紹介したもの以外にもウェアラブルデバイスは数多く存在する。しかし、おおよその傾向としては、「Misfit Wearables」のプロダクトのように、自分では気付くことのできないデータを取得・分析し、可視化、アドバイスをするといった具合だ。

だが、ウェアラブルにはまだまだ活路がある。たとえば「Moff Band」は、ウェアラブルデバイスにおもちゃというセグメントを掛け合わせたことで話題を呼んでいる。

エンターテインメント性と掛けあわせた点が評価されているのではないだろうか。その点で言えば、WELOOPにも可能性を感じる。

今後高齢化社会が進む中で、体を動かしにくい高齢者の活動をサポートしたり、五感の一部を担い、障がい者の手助けを行ったりするウェアラブルデバイスも続々と開発が進んでいくのではないか。

将来的には、自分の情報がすべてウェアラブルデバイスに集約される日が来るかもしれない。

そのウェアラブルデバイス1つ装着していれば、決済はすべてワイヤレスに可能で、自宅へ帰ればセンサリングで自動的に必要な家電のスイッチがONに。出勤時もすべてウェアラブルでチェック。健康管理も行い、何か身体に問題があったときにはアラートを上げてくれる……。

そんな未来が待っているかもしれない。まだまだウェアラブルデバイスは奥が深い。

▼関連記事

ウェアラブルデバイスの普及のカギとなる5つの課題と解決策

【完全保存版】ウェアラブルデバイスカオスマップ!装着部位ごとの傾向と対策

ウェアラブルおもちゃで世界を獲る!「Moff Band」開発者インタビュー(前編)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

各種お問い合わせはこちらから

  • マーケティング資料請求
  • お問い合わせ
  • 会社資料請求

あなたにオススメの記事

  • 人工知能の全貌に迫る!人工知能の活用事例10選

  • 今、数々のファッションブランドが飲食業界への参入を急ぐ理由

  • シリコンバレーの大企業が注目するグラフデータベースとは?その魅力に迫る!

  • どうなる3Dプリント業界? "幻滅期"を抜け出すカギはどこにあるのか

  • 【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか

  • 【連載企画】いま、ファッション業界でIT革命が起きている

  • シリコンバレーの天才達が土日も休まず働く理由

  • もし桃太郎が現代のWebマーケティングで鬼退治をしたら