私たちが気づいていない、Apple Watchの本当の魅力とは?

WRITER : 柏倉 明郎

  ウェアラブル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

iPhoneの日本での普及率は約59%に上り、すでに私たちの生活になくてはならない存在になっている。今年の4月にはApple Watchががリリースされたが、まだ私たちの生活に浸透しているとは言えない。

MMD研究所の調査によれば、今年の3月の段階でApple Watchの認知度は約65%を記録したものの、購入希望者はわずか約20%だった。さらにApple Watchは世界で2000~3000万の販売が期待されながらも、2015年前期の販売個数は500~600万と、低調であった。年間1500万~2000万の販売に終わるとの予測もされているが、果たして私たちの生活に浸透していくのだろうか。

今回は7月にAppleがリリースした動画広告が示す、Apple Watchの活用事例をひも解いていく。そして、私たちがいまだ気付いていない、Apple Watchの隠れた魅力について紹介したい。

▼参考

スマートフォンシェアランキング

Apple Watchの認知・購入意向調査。認知は65%、購入意向者は約2割!

Apple Watch、秋にさらに3種類のケースを追加か~KGI予測

これさえあれば何もいらない!海外旅行でのApple Watch活用法

b

引用:emirates.com

まずは二つの動画をご覧いただきたい。

「Berlin」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=ZEd6aKdeC8g&feature=youtu.be” width=”500″]「Berlin」[/su_youtube]

「Beijing」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=Of0UWpK5bEo&feature=youtu.be” width=”500″]「Beijing」[/su_youtube]

いかがだっただろうか。これら二つの動画は「旅」をテーマにして作られており、屋外でのApple Watchの魅力を伝えている。「Berlin」というタイトルの動画では、ベルリンを観光する二人の中国人女性の様子が描かれている。この動画はWeChatでメッセージを送ったり、翻訳機能を利用してドイツ人に道を尋ねたり、体調が悪くなった友人の体調管理に用いたり、という具合に海外でのちょっとした不便をApple Watchが解決する様子を伝えている。「Beijing」というタイトルの動画では、ドイツ人女性二人が中国を観光する様子が描かれている。こちらの動画からは、買い物の際にユーロと人民元の交換レートを確認するために使われたり、目的地に辿り着くためにマップとして使われたりしていることがわかる。

これらの動画を見ると、Apple Watchは海外旅行の際のちょっとした不便を解消するには、もってこいの商品であると思われる。これらの用途は海外旅行だけでなく、もちろん国内においても便利な機能ではある。しかし、国内では海外旅行時のようにスマートフォンの通信料を気にする必要もなく、ほとんどの場合スマートフォンさえあれば代替できてしまう。翻訳機能や体調管理、マップの機能を使うために、わざわざApple Watchを購入する必要があるのだろうか。

どんなスポーツにも使用できる?Apple Watchだけの価値とは?

c

引用:wareable.com

Apple Watchを購入する必要性は、Apple Watchだけにしかない価値、つまり、Apple Watchにしかない機能や活用方法などがあるからであろう。それでは、いったい何がApple Watchだけにしかない価値なのであろうか。次の動画を見ていただきたい。

「Goal」

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=yovbI8DOMpk&feature=youtu.be” width=”500″]「Beijing」[/su_youtube]

この「Goal」という動画をご覧いただければわかる通り、Apple Watchは運動の際にも装着して利用することができる。それも、ヨガやランニングを始め、柔道といった激しい運動の際にも利用することができる。もちろん自分の走行距離や心拍数、消費カロリーなどを表示する機能はスマートフォンにもあるが、激しい運動中にスマートフォンを持ち運ぶのは億劫だろう。その点、Apple Watchは腕に装着しているため、持ち運ぶという感覚すらなく、確認も容易だ。

屋外でスポーティーに動き周りたい人にとって、Apple Watchは快適な生活を届けてくれるようだ。

コミュニケーションをもっと身近に!Apple Watchの隠された魅力

d

引用:wareable.com

最後の活用例として、こちらの動画をご覧いただきたい。

Closer

[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=1qYMJjTxJnM&feature=youtu.be” width=”500″]「Beijing」[/su_youtube]

海外旅行にあまり行かない人や、運動をする機会があまりない人にとっても、Apple Watchが魅力的だということにお気づきいただけただろうか。この動画の中では、子育てをする母親が小さな子を抱きかかえながら、Apple Watch端末から自分の母親に電話をかける様子が描かれている。自分が子どもの時に、どのように母が自分を育てたのかを相談していたのであろう。また、子どもが父親に抱きかかえられながら、Apple Watchを用いて一緒に遊んでいる様子も描かれている。彼らの様子には非常に心温まるものを感じる。これらの例のように、Apple Watchを用いることで、家族が生き生きと繋がる。遠く離れた家族や友人ともワンプッシュで通話ができるし、親子や恋人といった身近な存在とのコミュニケーションもより親密なものとなるだろう。これらの変化は、Apple Watchだからこそ生み出せたといっても過言ではない。その理由は、デバイスの身体化にあるだろう。片腕に装着し、どちらの手もふさぐことなく利用できるのは、スマホやタブレットではできない体験である。もはやApple Watchは私たちの身体の一部として機能しているのだ。

未来の世界への第一歩!Apple Watchは私たちの生活をどう変えるのか?

いかがだっただろうか。Apple Watchの持つ魅力とは何かご理解いただけただろうか。Apple Watchの機能自体には、スマートフォンやタブレットを圧倒的に超えるものはないであろう。しかし、Apple Watchの軽さや身につけやすさ、操作しやすさといった特徴は、私たちに新しい生活をもたらしてくれる。Apple Watchは、ちょっとした外出から海外旅行、エクササイズや激しい運動といった私たちの生活を、実用的な面で豊かにしてくれる。さらに、普段あまり会えない人や身近な人とのコミュニケーションのあり方までをも変えてくれる。

孫正義は、2040年には1人あたり平均1000個のデバイスを身につける世界を予測している。Apple Watchは、そんなデバイスの多様化が進む世界への第一歩と位置づけられるのではないだろうか。今後の私たちの生活は、Apple Watchを始めとするデバイスによって、どのように変化していくのだろう。

▼参照記事

ソフトバンク 孫正義 社長、今後はIoT、AI、スマートロボットの3分野に注力

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

各種お問い合わせはこちらから

  • マーケティング資料請求
  • お問い合わせ
  • 会社資料請求

あなたにオススメの記事

  • 人工知能の全貌に迫る!人工知能の活用事例10選

  • 今、数々のファッションブランドが飲食業界への参入を急ぐ理由

  • シリコンバレーの大企業が注目するグラフデータベースとは?その魅力に迫る!

  • どうなる3Dプリント業界? "幻滅期"を抜け出すカギはどこにあるのか

  • 【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか

  • 【連載企画】いま、ファッション業界でIT革命が起きている

  • シリコンバレーの天才達が土日も休まず働く理由

  • もし桃太郎が現代のWebマーケティングで鬼退治をしたら