必見!プログラミングができない人でも自作できるIoTツール4選

WRITER : Editorial department

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近年IoT市場は拡大してきており、今後多くのデバイスがインターネットに接続されることが予測される。IDC Japan 株式会社の予測によると、国内IoT市場の売上規模は2018年までに現在のほぼ2倍となる21兆1,240億円まで成長するという。その中でも、最近注目なのがDIY(Do It Yourself)という、ユーザが独自に組み立てることができるIoTである。そこで今回は、DIYキットから4つの主要商品をご紹介する。

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今回は注目の4つのDIYキットを、一番安価なキット金額(1$=117.3円 1EUR=134.7円で計算) とともにご紹介する。

①ドミノ型のおしゃれキット「MESH」

 

Sonyがスタートアッププロジェクトとして開発中のDIYキット「MESH」。一番安価なキットの金額は13958円である。

2015年1月6日に海外大手クラウドファウンディングサービスのIndiegogoで発表し、既に(2月25日現在)約5万ドルの資金を集めている。「MESH」は、専用のiPadアプリを使い、特別なプラグラミング能力がないユーザーでも簡易に操作ができるような工夫がされている。アプリ上には、それぞれ異なる機能をもった4つのタグが表示されており、ユーザーはそれらをドラッグ&ドロップで繋げるだけで様々なことができる。

例えば、「Acceleration」タグと呼ばれる物体の動きに対して反応するタグと「LED」タグと呼ばれるLED電球がついたタグをアプリで接続する。すると、毎朝座る椅子に腰かけた瞬間、「Acceleration」タグが反応すると同時にAPIでその日の天気を読み込み、「LED」タグに晴れならオレンジ、雨なら青と表示させることができる。これにより、雨の日に傘を忘れることを防止できる。このように「MESH」は簡易な操作性ながら、幅広い用途に使用できる。

②自分だけのラジコンが作れる本格派キット「SAM」

 

「SAM」はロンドンのSAM labsが開発しているエンジニアリングDIYキットである。一番安価なキットの金額は9600円である。

その魅力はなんといっても、抜群の機能性だ。それぞれのブロックの大きさはわずか1.2センチしかない。しかし、それぞれがモーターや温度計など異なる機能をもっており、それらを「MESH」のようにアプリ上で連携させることができる。ボタン、LEDライト、モーター、モーターのコントローラー、汎用的なスイッチなど多様なブロックを揃えており、それらがワイヤレスで繋がることで、ドアベルや、世界に一つだけのラジコンまで作ることができる。

SAM labが見ている未来は壮大で、動画の中では、「SAM」のブロックが、人々の持つスマホ、帽子、ローラースケート、電柱の看板にいたる全てのものに埋め込まれ、SAMのネットワークに繋がる街の姿が描かれている。

③レゴ好きにはたまらない「LittleBits」

 

「Littlebits」は、まさにインターネットにつながったレゴといえる。一番安価なキットの金額は11583円である。

2センチほどのブロックは、磁石を持っており自由に他のブロックと繋ぎ合わせることができる。まさに現代版「レゴ」といった表現が似合う。「Littlebits」の特徴は、50種類を超えるブロックが用意されていることだ。「Littlebits」の開発者アヤ・ブデールは、専門的な人だけでなく誰もが、ものづくりにおいて電子回路を最初に触れられるようにしたいと述べている。

「Littlenits」のWebサイトでは、多岐にわたる電子工作の応用例を紹介しており、中には、ギターなどのシンセサイザ(電子楽器)まである。

④健康管理を助けるDIYキット「BITalino」

 

「BITalino」の特徴は、類似DIYキットにはない、心電計、筋電計、皮膚電気活動想定装置などのバイオセンサーを使用していることである。一番安価なキットの金額は10640円。

バイオセンサーにより心拍数や、筋肉の動きといった生命活動の情報をコンピュータに送信することができる。例えば、指をパチンと鳴らした時に筋電計がその情報をコンピュータに送信し、受診したコンピュータが部屋の電気をつけるといったことも可能である。また、生命活動をモニタリングできるので、例えば自動で心拍数を計測して保存するなど、健康アプリの開発にも役立ちそうだ。

▼参照

http://samlabs.me/#start

https://www.kickstarter.com/projects/1842650056/sam-the-ultimate-internet-connected-electronics-ki

http://wired.jp/2013/09/12/kit-to-make-bio-sensor/

http://store.bitalino.com/

http://jp.littlebits.com/

誰もがIoTデバイスを作れる時代に

近年、IoTデバイスは多様化すると同時に実用性もともなってきている。「Nest」は家の中の温度を自動で管理し、電力の最適化を実現した。DIYとIoTが融合したことにより、生活の中で自然発生的に生じるニーズに対応した製品を、ユーザ自身で作れるようになる。

例えば花屋では、晴れの日の朝6時に、自動で花に水やりを行う散水器のニーズがあるだろう。DIYキットによって、特別なプログラミングができないユーザーでも、散水機にタグを取り付けるなどして製品を自作する事ができるようになった。

また、サービス提供者は、インターネットに接続されたDIYキットたちの作り出すネットワークを管理しているため、消費者の隠れたニーズを見つけ出し、新たな製品を生み出す可能性を持っている。これからは、DIYキットを元に生まれる製品にも期待がかかる。

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