2015年のデジタルマーケティングを占う15のホットワード

WRITER : Editorial department

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英国の大手PR会社「Bell Pottinger(ベルポッティンガー)」の調査により、2014年に話題となり、かつその割合が上昇したキーワードが15個ピックアップされた。このキーワードを紐解いていくことで、2015年のデジタルマーケティングのトレンドが理解できるはずだ。

2015年は、新しいテクノロジーをどれだけ顧客の体験に取り入れることができるかどうかが、ブランド成功の鍵になりそうだ。

▼参照
http://www.bellpottinger.com/newsroom/2014/12/15-digital-trends-for-2015

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1. Near field communication〜近距離無線通信〜

2015年はモバイルでの決済がますます進み、2017年までにスマホユーザーの半分がモバイルウォレットを支払い方法として使用すると予測されている。

今後は近距離無線通信技術を用いたモバイルでの決済の他に、顔認証決済など競合サービスの登場も注目を集めそうだ。

 

2. Internet of Things~モノのインターネット~

2015年には49億個のモノがインターネットに接続され、2020年には250億個にまで拡大するとされている。またIoTの市場規模も、2015年には400億ドル規模になるとされている。

モノがインターネットに接続される流れは世界中に浸透してきている。以下の記事では中国のIoTサービスを取り上げているので、ぜひ確認していただきたい。

▼関連記事:規格外の発想!?中国最先端のIoTデバイス5選

 

3. Wearables~ウェアラブルデバイス~

2014年はAppole watchの発売でトレンドが上昇した。2015年には7900万人以上がウェアラブルデバイスを手にすると予測されている。

GoogleGlassの登場を機に、ウェアラブルデバイスは一気に注目を集めるようになった。2015年はウェアラブルデバイスが市場に浸透することが予測されるが、今後はウェアラブルデバイスを通じて獲得したビッグデータを、どう活用していくかが争点となってくる。

 

4. Internal communications~社内コミュニケーション~

社内コミュニケーションへの予算が平均17%増加し、2015年には社内コミュニケーションの半分がモバイル経由になるだろう。

 

5. Storytelling~ストーリーテリング~

動画や画像付きのブログは、そうでないものに比べて顧客のエンゲージメンドに180%もの差が生じるという。

コンテンツマーケティングの一環として、自社メディアを運営する企業が増えてきている。企業や商品のコンセプトを正確、かつ魅力的に伝えるためには、ストーリーの内容だけではなく、動画や画像を効果的に用いることが重要である。

 

6. Branded content~ブランドによるコンテンツの創造~

ブランドコンテンツとは、ただの動画や広告などのコンテンツではなく、顧客を巻き込んで体験してもらうことで、顧客の手で拡散されるようなものでなくてはならない。

以下の記事にあるようなコンテンツは、未来型のブランドコンテンツの好例である。

▼関連記事: あなたを『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界に誘うデジタルサイネージが新宿に出現!

 

7. Beacons~ビーコン~

2015年には小売業界のマーケターの60%がiBeaconを用いたプロモーションを試みると予測されている。iBeaconの活用場所は小売店に限らず、公共スペース、美術館・博物館、レストラン、会議・イベントなど拡大していく。

国内でもiBeaconの導入事例は増えてきている。O2Oの最終兵器とも称されるiBeaconが、2015年どのような発展を遂げるのか注目だ。

▼関連記事:快適な生活を実現!国内iBeaconサービス導入事例3選

 

8. Personalization~個別最適化~

Web上で個別のユーザーに最適化した体験を提供した企業は、平均して19%の売上成長を記録している。またユーザーの56%は、個々のユーザーに合わせたプロモーションによって、購買意欲が促進されるとしている。

個別のユーザーに合わせたプロモーションを行うためには、いかに性別や年齢といった顧客属性を獲得していくかが重要となってくる。顧客の情報を詳細に獲得できれば、それだけ効果の高いプロモーションが実施できる。

9.  Big data~ビッグデータ~

2015年〜2020年にかけて、ビッグデータ関連市場は年平均46%ペースで成長をとげると予測されている。しかし、フォーチュン500の企業のうち85%の企業は、ビッグデータの活用に失敗すると指摘されている。

ビッグデータはただ取得するだけでは意味を持たない。獲得したデータを分析し、効果的なマーケティングに繋げるインサイトを獲得できるかどうかが今後の課題だ。

10. Content marketing~コンテンツマーケティング~

ブログを運営しているB2B企業は、そうでない企業に比べて67%多くリードを獲得している。2015年のコンテンツマーケティング関連予算は58%増加すると見込まれている。

自社メディアやブログを運営することは、上手く活用すれば武器となるが、失敗すると自社のブランドイメージを傷つけることにもなりかねない。そのため、コンテンツには細心の注意を払い、魅力的な情報を読者に発信していくことが求められる。

11. Augmented reality~拡張現実~

2017年までに、2500万ものARアプリがダウンロードされると予測されている。

昨年世界中で大流行したGoogleの社内スタートアップチームが開発したオンラインゲーム「Ingress」は、ARアプリの代表例だ。仮想空間の中で、ユーザーはよりリアルな体験が出来るようになっていく。

▼関連記事:世界中が夢中!話題沸騰のオンラインゲーム「Ingress」とは

 

12. 3D printing~3Dプリンタ~

2017年までに20%の小売業者が3Dプリントを使用するとされている。また、グローバルでの市場規模は2013年の250億ドルから18年には1620億ドルまで成長する。

昨年話題になった3Dプリンタで作り出せるものは増え続けている。いまや人工心臓や人工骨など、従来のプリンタでは考えられなかったようなものも生み出せるようになって来ている。3Dプリンタは2015年も引き続き注目が必要なワードだ。

▼関連記事

3Dプリンターでここまで作れる!驚きの活用事例 20選 前編

3Dプリンターでここまで作れる!驚きの活用事例 20選 後編

 

13. Real time~リアルタイム~

リアルタイムマーケティングを行うことで、22%の顧客はブランドを想起しやすくなる。2015年は、21%の代理店とブランドはリアルタイムマーケティングの予算を計上するだろう。

iBeaconなど新たな技術の登場によって、店舗内でもリアルタイムに顧客に情報を送ることが出来るようになった。今後国内でのリアルタイムマーケティングの導入事例は増加していくに違いない。

14. Mobile~モバイル~

いうまでもなく、モバイルはブランド認知に欠かせない存在になっている。イギリスにおけるモバイルでのインターネットブラウジングは全体の23.2%に到達した。

スマートフォンの普及に伴い、携帯端末で出来ることの幅は格段に広がった。企業のWebサイトやブログも、モバイルユーザーを意識したページレイアウトに設定したり、店舗ではiBeaconなどモバイルの使用を前提としたサービスを提供することが今後のトレンドとなってくる。

15. Gamification~ゲーミフィケーション~

2018年までにゲーミフィケーションの市場規模は68.4%拡大する。

ゲームの様にユーザーが虜になる仕組みを取り入れることをゲーミフィケーションと呼ぶ。例えばポイントを集めるとユーザーのレベルが上がるといった仕組みはその代表例だ。ゲーミフィケーションを効果的に取り入れることで、ユーザーのロイヤリティの向上が期待できる。

▼参考記事

iBeaconでジョギングを促進!?シンガポール最新事例
いかがであっただろうか。すでにご存知のキーワードがほとんどであったかとは思うが、O2Oイノベーションラボでも何度か取り上げているテーマも多く、これを機にキーワードとその市場環境に関して、ぜひおさらいをしていただきたい。

▼関連記事

2015年のオムニチャネルはどう進化する?注目すべき5つのトレンド

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