アプリDL数300万以上!知っておきたい人気ファストフード店が仕掛けるマーケティング戦略

WRITER : Editorial department

  IoT

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Arch for Startupより寄稿

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引用:Taco Bell and IoT

皆さんはTaco Bellというファストフード店を御存知だろうか?私たちArch for Startupが拠点を置くアメリカでは、マクドナルドと同様、どこに行っても見かけるような、人気ファストフード店である。タコスやブリトーなどのメキシカンフードを、ファストフードとして提供しているTaco Bellは、アメリカで大きな存在感を持つ企業である。

実は、この2015年4月にTaco Bellは、日本に上陸している。渋谷道玄坂にオープンした日本第一号店は、開店初日3時間待ちの長蛇の列ができたという。驚愕の人気を誇るTaco Bellは、その本場アメリカで、最新技術を用いたアプリを開発し、集客の増加に取り組んでいる。

今回は、そのTaco Bellのアプリとマーケティング戦略について、紹介していきたい。

Taco BellのIoTアプリとは

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引用:Youtube.com

Taco Bellが新しく開発したアプリは、すでに300万以上のダウンロード数を記録している。このアプリは、お客さんの時間の節約、また満足度を上げるようなサービスを提供している。

具体的に説明していきたい。このアプリ内では、様々なメニューが見られるようになっており、お店に着く前に注文できる仕組みとなっている。

単にメニューから頼みたい商品を選ぶだけでなく、無制限のカスタマイズが可能となっており、お客さんは自分好みのタコスやブリトーを注文することができる。

注文情報を入力後、それを近くのTaco Bellのお店(現在地から150メートル以内)に送信し、受け取ったお店側は調理を開始する。近くの店は、GPSで自動的に検索してくれ、お客さんはただ指定されたお店に出来立ての商品を受け取りに行くだけでよい。支払いも全て、事前に設定しているカードから引き落とされる仕組みになっている。

 

このアプリの特徴とは

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引用:http://www.eater.com

IoTがトレンドの中、その技術を上手く用いながら開発されたこのアプリは、様々な特徴を持っている。

中でも競合他社を驚かせたのは、商品のカスタマイズオプションの多さである。アプリの中で個人の好みに合わせたカスタマイズができるオプションを簡単に表示し、選択できるようになっている。

また、スマホやタブレットを右に振るだけで、一度注文したカスタマイズ履歴が出てくるようになっており、毎回同じカスタマイズの注文を入力する必要もない。

当然のことかもしれないが、どのカスタマイズを注文したとしても、全てのTaco Bellの店舗で対応可能となっている。

またユーザーは、アプリ内で得たクーポン等を他のアプリユーザーに送信することもできるため、友達同士でアプリ限定の特典を共有することができるのである。

 

アプリともに取り組むマーケティング戦略

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引用:The new Taco Bell app will let you order a Doritos Cheesy Gordita Crunch on-the-go

Taco Bellはこのアプリのダウンロード数を伸ばすために、他のオンライン広告も積極的に活用している。Twitter、Facebook、Tumblr、Instagram等の中での投稿で、#onlyintheappのタグをつけることで、それを見たユーザーがアプリのダウンロードに流れるように仕向けている。これが功を奏したか、実際にSNSからのアプリ流入数も多いようである。

また、アプリ以外の戦略として、Taco Bellは、Wazeという地図アプリとコラボし、Taco Bellの店舗近くを通ると、広告が出てくるというキャンペーンを始めた。

特に、これからアメリカで盛んになるアメフトの時期に合わせ、試合が多い日曜朝に集中的に広告を出すようにしている。

このようにTaco Bellは、ユーザー視点を的確に捉えながら、マーケティング戦略を立てているように感じる。

 

まとめ

今回紹介したTaco BellのIoTアプリやマーケティング戦略は、お客様となる人々のニーズに合わせることを意識し、最新の技術を用いながら、開発・実行されている。

最近流行のIoTも人々の生活を便利にするものとして、注目を集めている。Taco Bellはそれをお客様の視点を捉えながら、効果的な機能を持ったアプリを開発し、それに成功している。

日本初上陸後、様々な話題を呼ぶTaco Bellであるが、今後もそのアプリの動向やマーケティング戦略から目が離せない。

 

■この記事に関する質問やその他リサーチの依頼などはこちらのアドレスまでご連絡を!

tsubasa@archforstartup.com

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