Arch for Startupは、2014年6月に設立されたシアトルに拠点を置く団体だ。彼らのビジョンは日本とシアトルのスタートアップのためのプラットフォームを構築し、相互の経済発展に貢献することである。
主な活動内容に関しては、シアトルで活躍しているスタートアップ企業への独占インタビューや現地イベントのレポートなど多様である。
シアトルは、MicrosoftやAmazonをはじめとする大手IT企業の本社や、StarbucksやCostcoといった大手小売企業の本社があり、且つ人材面、環境面も充実したスタートアップエコシステムも形成されていることから、今後益々成長することが期待される。
今回は、そんなシアトルからArch for StartupがO2Oイノベーションラボで紹介してきた記事をまとめてみた。
オムニチャネル関連記事
シアトルにはStarbucksやCostcoなどの大手小売企業やオンラインショッピング最大手のAmazonの存在、スタートアップが生まれやすい土壌があることから、オムニチャネル系サービスと相性が良い。
シアトル発!Arch for Startupが紹介するオムニチャネル系スタートアップ3選
シアトル発!Arch for Startupが紹介するオムニチャネル系スタートアップ3選で紹介したVenuelabsを覚えているだろうか?
Beacon関連記事
引用: Estimote公式サイト
独自のBeaconプラットフォームの開発や、ユーザーが専用のアプリをダウンロードする手間をなくすというビジョンは、間違いなく小売業界をよくするものである。Beaconというまだ実験段階の技術が、これからどう進化し、一般化していくのか。今後も目が離せない。
Beaconソフトウェアのイノベーションを目指すスタートアップArtifact Technologies
シアトルNFLチーム「シーホークス」公認ストアも導入するBeaconテクノロジースタートアップ
IoT関連記事
引用: ChaiEnergy
シアトルではMicrosoftとAmazon,comの本社が存在する土壌のためか、起業家の75%はMicrosoftとAmazon.com出身で、そのほとんどがクラウドを使ったBtoBビジネスを行っている。IoTの本質はクラウドにある。膨大なノウハウがある企業がクラウドを活用することは当然なのである。
「イノベーション」を生み出し続ける街シアトルのIoTスタートアップ3選
知られざるMicrosoftのリテール業者向けIoTプラットフォーム
ウェアラブルデバイス関連記事
引用: http://www.pivotalliving.com/#!device/c1sre
ウェアラブルスタートアップが続々と生まれているシアトル。
最近ではシアトルを本拠地とし、以前イチローが所属していたことでも有名な「シアトルマリナーズ」が、遠征時の時差ボケを無くすために、Readibandと呼ばれるウェアラブルを使い始めた。日本では未だにウェアラブルは身近なものとはいえない。しかしアメリカでは、ウェアラブルは最先端のテクノロジーではありながらも、確実に生活の一部となってきている。シアトル発のウェアラブルに今後ますます期待が高まる。
シアトル発!幅広い用途が期待される足型ウェアラブル「Boogio」
健康志向都市シアトルから生まれたウェアラブルスタートアップ3選
健康志向都市シアトルから生まれたウェアラブルスタートアップ【第2弾】
リテール関連記事
引用:Nordstrom, Inc. (JWN) testing eBay Inc (EBAY) Smart Fitting Rooms
顧客の習性やトレンドを読み、いち早く実践、顧客満足度を向上させるとともに新しい体験を提供する。多くの企業で、オムニチャネル戦略が近年の躍進を支えている。
1200万人が利用する米国スターバックスの便利なアプリと最新動向
【リアルとデジタルの融合】アメリカで躍進する「REI」の販売戦略に迫る
※「Arch for Startup」より寄稿
Arch for Startup
クラウドコンピューティング分野で世界一と言われるシアトルを拠点にクラウド関連やスタートアップ情報を発信。
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