iBeacon導入を考えているあなたへ!海外の活用事例から学ぶiBeaconの3つの活用方法

WRITER : 野田 勝

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「iBeacon(アイビーコン)」とは、AppleのiOS7から搭載された、Bluetoothを利用した無線技術である。2014年は国内外問わず、レストラン、空港や美術館など、様々な場所で活用が試みられた。また、iBeaconを用いることで、店舗は顧客のスマートフォンに商品情報やクーポンをプッシュ通知できるため、O2Oの切り札として小売店での活用が注目を浴びてきた。

61%の顧客がセールスの情報を店舗内で受け取りたいと考えている

参照元の記事によると、61%の顧客が店舗でセールス商品に関するメッセージを受け取りたいと考えているのに対し、そうしたメッセージを受け取っている顧客は全体の半分以下であるという。また、41%の顧客がセールス商品に関する通知を店舗で受け取り、商品に関して情報を持っている状態でありたいと考えているのに対し、わずか28%しか十分な商品情報を得ることが出来ていないという。こうした問題はiBeaconを用いればどれも解決可能である。また、iBeaconを活用した店舗には1億3800万ドルが流入すると記事は指摘している。

ただ、iBeaconを導入するのであれば、小売店はiBeaconの抱える課題も理解しなくてはいけない。iBeaconが抱える課題に関してはこちらの記事を参照していただきたい。今回は従来iBeaconが抱えていた課題を克服する形で、キャンペーン効果を最大化する方法を3つ紹介する。

▼参照

3 Proximity Marketing Trends that Retailers should Watch Out for

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スマートフォンを取り出さなくても顧客にアプローチできるiBeaconサービス

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iBeaconを用いれば、顧客がiBeaconの近くを通ったり、一定範囲内に任意の時間以上滞在した場合に、クーポンや商品情報をプッシュ通知することが出来る。しかし、これでは顧客がスマートフォンに注意を払っていない場合、顧客に情報を届けることが出来ないという課題が存在していた。

この課題を解決する新しいiBeaconの使い方が”受動的ビーコン(PassiveBeacon)”だ。受動的ビーコンは、iBeaconからスマートフォンに情報をプッシュ通知するのではなく、iBeaconの付近に設置されたディスプレイに情報を表示する。これにより、顧客がスマートフォンに注意を払っていない場合でも、顧客はディスプレイで必要な情報を確認することができる。

iBeaconを用いてオン・デマンドで情報を届ける

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リクエスト型ビーコンニング(Requested/Beaconing)は、顧客がより詳細な商品の情報が知りたいと感じた時に、iBeaconにスマートフォンを近づけることでスマートフォンに情報をプッシュ通知する新しいiBeaconの使い方である。ニューヨークの「GameStop」各店舗で導入されている。「GameStop」は世界最大級のゲーム販売店であり、その顧客の26%は、店員の商品知識が不足していると感じている。その為、顧客が必要だと思った時に、iBeacon経由で商品の詳細情報を提供できることは大きな価値となる。

アップルウォッチとiBeaconを連動させる

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引用:Apple – Apple Watch

2015年春にアップルのスマートウォッチ「AppleWatch(以下アップルウォッチ)」が発売されることが発表された。まだアップルウォッチは発売されていないものの、小売店の中には、既にその導入に向けて動き出しているものもある。アメリカのスーパーマーケットMarshは、iBeaconとアップルウォッチを連携させる仕組みを準備しているという。顧客が来店すると、iBeaconがトリガーとなって、顧客のアップルウォッチに買い物リストが表示される仕組みだ。現在既に75店舗で導入に向けて動きだしているとのことである。

iBeaconはいくつもの課題を乗り越えて普及することができるか

iBeaconは、顧客にクーポンをプッシュ通知できたり、顧客の店内行動を可視化することが出来るなど、便利である一方で、顧客がサービスを受ける為には専用のアプリをダウンロードしなければいけなかったり、スマートフォンユーザーにしかアプローチできないといった課題を抱えている。今後iBeaconが広く普及していくためには、いくつもの課題を克服しなくてはならない。今回紹介したような、従来課題を克服する新たなiBeaconの活用方法が登場すれば、今後一気に普及が加速する可能性はある。今後の動向に注目だ。

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iBeacon導入前にマーケティング担当者が確認すべき5つの課題

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