GoogleがIoT市場を席巻!?スマート温度調節器のNest買収の真意

WRITER : Editorial department

  iBeacon, IoT

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

皆さんはスマートホームという言葉をご存知だろうか?

iOS8の発表でiPhoneにスマートホームのプラットフォームとなる機能が追加された事で今話題となっている。スマートホームとは、1980年代にアメリカで提唱された住宅の概念で、家電や設備機器をインターネットで接続して制御する事で、遠隔で操作をしたり、環境を最適化するというものである。近年の情報インフラ、及びセンサリング技術の目覚しい発達により、このスマートホームが大きな注目を集めている。今回は、O2Oの中でも特に注目されているスマートホームに関するサービス事例を紹介する。

Nest-Thermostat-iSet
▼参照

Nest Smart Thermostat

スマートホームの未来を担うスマート恒温機・煙感知器「Nest」

Googleが買収したのはスマート恒温機・煙感知器を開発するNest社。スマート恒温機はBeacon(ビーコン)のように人が帰って来たのを感知して自動で温度調整、時間予約、換気などを行い、スマホで遠隔操作する事も可能だ。

スマート煙感知機は煙・一酸化炭素・熱を検知するだけでなく、夜間灯として使用でき、もしもの時は音声で避難経路を教えてくれる事で話題になっています。また、将来的には顔認証のような認証技術を用いて個人を特定して個別最適化した設定を適用する事も可能だと言われている。

nest2

Googleの目的とは?

今回の買収の目的はGoogleが家電をネットワークで接続して自動化・最適化するスマートホーム関連事業へ展開するための先駆けだと思われ、今後の同社の動きに注目が集まる。スマートホームデバイスは現在、国内だけでも1372億円の市場規模を持っており、2020年には約5000億円に到達すると予想されている。インターネットに接続するという特性上、スマートフォン・タブレット等のモバイルデバイスやウェアラブルデバイスとの親和性も高いため、今後の展開によっては予想以上の成長を見せる可能性も十分にある。

nest-home

▼参照

Google、スマートサーモスタットNestをハブとするホームオートメーション・プラットフォームを発表

Nest創業者はあのiPodの生みの親

Nestの創業者にはAppleでiPodをデザインした事で有名なアンソニー・ファデル氏がいる事でも知られている。「ならば、買収先はAppleの方が良かったのではないか?」と思われる方もいると思うが、Googleは予てからNestに興味を示しており、3年前からアプローチを開始している。特にファデル氏のビジョンへの協力的な事から今回の買収が決定したと言われている。

 

▼参照

Why Google Just Paid $3 Billion for a Thermostat Company

▼関連記事

IoTをいち早く体験!「airfy Beacon」で家電を自動化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

各種お問い合わせはこちらから

  • マーケティング資料請求
  • お問い合わせ
  • 会社資料請求

あなたにオススメの記事

  • 人工知能の全貌に迫る!人工知能の活用事例10選

  • 今、数々のファッションブランドが飲食業界への参入を急ぐ理由

  • シリコンバレーの大企業が注目するグラフデータベースとは?その魅力に迫る!

  • どうなる3Dプリント業界? "幻滅期"を抜け出すカギはどこにあるのか

  • 【連載企画】今世界で注目を集める「ディープラーニング(Deep Learning)」とはなにか

  • 【連載企画】いま、ファッション業界でIT革命が起きている

  • シリコンバレーの天才達が土日も休まず働く理由

  • もし桃太郎が現代のWebマーケティングで鬼退治をしたら