あなたは自分のデータの値段を知っていますか?

WRITER : 朴 泳虎

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引用:Joel Stein

 

物質的な価値が中心だった時代から情報化社会に移り変わり、現代では情報が重要な価値を持つようになった。中でも消費者に関するデータは最も貴重な情報の一つである。

現在の社会では多様な嗜好性・ライフスタイルが存在し、そのような環境下で企業が顧客のニーズを掴むには顧客がどんな人であるかを知る必要がある。結果として、個人に関するデータは経済的な価値を持つようになってきているのだ。

今回は、現代における個人データの価値と今後について語りたい。

 

コムキャスト訴訟事件から見る個人データの値段

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引用:MarketsMorning

 

2015年9月、アメリカの大手ケーブルTV会社コムキャストが秘匿すべき7,5000人分の個人情報を公開したとして、各人に対して100ドル、総額7.5Mドル(約9億円)の支払いを連邦裁判所から命じられた。これは個人に関するデータの流出に対して金銭が支払われた初めての判例であり、個人に関するデータの今後の考え方を方向づけた。

 

また、アメリカでは個人が自分のデータを企業に販売することができるマーケットプレイスも登場しており、個人データの価値に関する認識が徐々に広がりつつある。では、実際に我々の個人データはどのように使われているのだろうか?

 

便利なサービスを提供する代わりに個人データを使い利益をあげる企業

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引用:Guiding Tech

 

恐らくこの記事を読んでいる方の多くがGoogleやFacebookといったサービスを利用しているだろう。これらの便利なサービスを無料を利用できるのは、収集した個人データをもとに関連した広告を表示することに対して広告主が金銭を払っているからだ。

また、個人のデータとメリットをトレードしているのはIT企業やインターネット上に限った話ではない。身近な例で言えば、コンビニでは会員カードに加入することで様々な割引やポイント付与といった恩恵を受けることができる。様々な分野におけるデータ活用の必要性が叫ばれている今、IT企業だけではなく私達と関わる多くの企業・サービスが個人データを収集し、それを活用する取り組みが拡大していくことは確実といっていいだろう。

 

個人データ活用に関する展望

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引用:Time.lex

 

上記のことを踏まえると、既に多くの人が意識・無意識的に関わらず自身のデータとそれを提供することで得られる利便性をトレードしていることが分かる。この流れは個人に関するデータの量と重要性が増すにつれて拡大していくことが予想される。

 

同時に、個人のデータに関する基準を定める制度が作られ、自分のデータとそれを公開することで得られるメリットを天秤にかけ、どちらを選択するか詳細に選ぶことができるようになると思われる。

 

 

▼参照

Techcrunch

 

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