「人間」の力が重要な鍵に!?Facebook Mによるテクノロジーの新たな挑戦とは

WRITER : Editorial department

  人工知能(AI)

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引用:iphone Life

今年の8月26日、Facebookは新たなパーソナル・アシスタントMを発表した。パーソナル・アシスタントとは、AppleのSiriやGoogleNowに代表されるような、ユーザーにとって最適な情報を自ら判断して提供する機能である。MはSiriやGoogleNowのような基本的な機能に加えて、更に多くの複雑サービスを提供できる。この記事ではFacebook Mを紹介するとともに、今後パーソナル・アシスタントがどう発展していくのかを考える。

▼参照

Google

iOS 9

IoT

Mは従来のパーソナル・アシスタントより複雑なタスクをこなす

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引用:Facebook

Facebook Mは、同社が提供するメッセンジャーアプリで利用するパーソナル・アシスタントである。お店の予約や商品の購入、電話などをユーザーに代行して行える点で、従来のパーソナル・アシスタントより優れている。

質問に対する返答のロードマップをデータ化

Mは人工知能自身の学習だけではなく、Trainerと呼ばれる人たちが、人工知能だけでは不足する部分を補うことでユーザーの複雑な問題に対処できるようにしている。

Facebookは、ユーザーから質問を受けたTrainerがどのサイトを見て、電話でどう発言したか、どのようにユーザーに返答したかといった過程をすべて記録する。このようにユーザーからの質問に対する返答のロードマップをつくって人工知能に学習させることで、より高度な人工知能のシステムを構築することを目指している。

▼参照

UserTesting

Facebook Mの誕生背景とは

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引用:Facebook

Facebook社は、パーソナルアシスタントMを開発することによって、スマートフォン経由の利用者を増やすことを目論んでいる。ユーザーが前述のSiriやGoogleNowのような競合するパーソナル・アシスタントではなく、好んでMを利用するようになれば、スマートフォンからFacebookを利用する人が増加することが期待できる。MはFacebookの新たな挑戦の第一歩なのである。

Facebook Mの今後とパーソナル・アシスタントに与える影響とは

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引用:TECHO MAG

Mはまだサンフランシスコ周辺の住人数百人に試験運用を行っている段階ではあるものの、ユーザーからの質問に返答するのに時間がかかっている。例えば、ユーザーに「冗談を言う」のに5分、「レストランを探す」のに11分、「週末の予定を探す」のに15分かかるそうだ。スマートフォンのサービスなので、ユーザーはより迅速な対応を求めることから、この検索時間を長く感じる。

しかし、この探索時間は優れたパーソナル・アシスタントを開発するために必要な時間であり、その大事な過程である。ただの機械学習ではなくて人間の思考のロードマップを学習させていることが、より人間らしいパーソナル・アシスタントの実現に繋がるはずだ。

 

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