量子コンピュータのソフトウェア研究開発に着手、「ポストAI」を見すえた新プロジェクト「ABEJA X」始動|株式会社ABEJA
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2019.03.05

プレスリリース

量子コンピュータのソフトウェア研究開発に着手、「ポストAI」を見すえた新プロジェクト「ABEJA X」始動

 ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業を展開する株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田陽介)は3月5日から、次世代のテクノロジーを探究する研究開発プロジェクト「ABEJA X」を始めます。第一弾として、量子コンピュータ※のソフトウェア開発に向けた研究に着手します。第一弾として、量子コンピュータ※のソフトウェア開発に向けた研究に着手します。



 AI、ディープラーニングは現在、革新的なイノベーションをもたらす技術として世界各地で社会実装が進んでいます。一方、米国を中心に「ポストAI」を見すえ、最先端のテクノロジーの実用化に向けた研究が進んでいます。その中で最も注目されているのが、量子コンピュータです。特定の分野ではスーパーコンピュータを大きく凌ぐ処理能力を持つとされ、実用化による産業の革新も期待されています。



 ABEJAは、「ポストAI」のテクノロジーとして量子アニーリングの将来性に着目しました。この分野の一人者、大関真之・東北大学大学院情報科学院准教授を技術顧問に迎え、量子アニーリングのコンピュータを用いたソフトウェア研究開発を進めていきます。



 また、2019年4月設立予定の、研究機関や企業による「量子アニーリング研究開発コンソーシアム」(仮称)にも参画します。



「ゆたかな社会を、実装する」を掲げるABEJAは、AI/ディープラーニングの社会実装に取り組む一方、次世代のテクノロジーの将来性にも着目した研究に、今後も積極的に取り組んでいきます。



※量子コンピュータと量子アニーリング

量子コンピュータは、量子力学の原理を用いた次世代コンピュータで、「量子ゲート」式と「量子アニーリング」式の二つに大きく分かれています。このうち、ABEJAがソフトウェア開発に取り組む量子アニーリングは、ある一定の条件下で最適な組み合わせを高速で選べる処理能力が特徴です。この能力は「組合せ最適化」と呼ばれ、交通、製薬、金融など、幅広い分野で膨大なデータと複雑な条件の中で適した方法を効率的に選び、社会全体の最適化をもたらすテクノロジーとして期待されています。



■ 株式会社ABEJAについて

ABEJAは「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に掲げ、テクノプレナーシップという行動精神の体現を通じて、AI/ディープラーニングをはじめとしたテクノロジーを活用し、あらゆる業界やシーンにおける産業構造変革を実現する企業です。2012年の創業時より、コンピュータサイエンスを専門とする多数の大学教授陣と共同で研究開発を行っており、自社開発のディープラーニング技術をコアに、AIの社会実装事業を展開。小売流通、製造、物流、インフラをはじめとしたあらゆる業界において、一気通貫したAIの導入、活用支援を行っています。2017年3月にシンガポール法人を設立し、ASEANを中心としたグローバル展開も進めています。



会社名 :株式会社ABEJA

代表者 :代表取締役社長 兼 共同創業者 岡田陽介

所在地 :東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー10F

事業内容 :ディープラーニングを活用したAIの社会実装事業

URL :https://abejainc.com

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