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2025.03.07

プレスリリース

ABEJA、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)に正会員企業として参画 ~ グローバルにおけるAIロボティクス分野の前進に向けて、ロボットデータエコシステムの構築を目指す ~

 

 人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、このたび設立された一般社団法人AIロボット協会(所在地:東京都文京区、理事長:尾形 哲也、英語表記:AI Robot Association、以下「AIRoA」)に正会員企業として参画いたしました。ABEJAは、AIRoAが目指すAIとロボット技術の融合によるロボットデータエコシステム構築に携わり、関係各所と連携し、産業の垣根を超えたオープンかつ大規模なデータ収集と基盤モデルの開発・公開を進めてまいります。

 


 ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。また、「イノベーションで世界を変える」ビジョンに基づき、2012年からディープラーニング、2018年から大規模言語モデル(LLM)、2019年から量子コンピューティングなどの前衛的研究開発を積極的に行っており、研究開発成果を順次ABEJA Platformに搭載することで、社会実装に貢献してまいります。

 


 近年、AI技術の進化に伴い、ロボット分野においても大規模なデータの統合と効率的な学習が可能な基盤モデルの必要性が高まっています。しかしながら現在、このような大規模データを活用できる枠組みが十分に整備されておらず、各企業や研究機関が個別にデータを扱うことで開発効率が上がりにくい状況が続いているのが現状です。

 AIRoAは、AIとロボット技術の融合によるロボットデータエコシステムの構築を目指し、2024年12月に設立されました。今後、その活動を本格化し、産業の垣根を超えたオープンかつ大規模なデータ収集と基盤モデルの開発・公開を推進します。

 AIRoAは、第一に、短期間で汎用性の高いデータセットを構築し、それを元にロボット基盤モデルを開発します。第二に、開発したデータセットやモデルを国内外に公開することで、多様なプレイヤーからデータが集まりやすい仕組み「ロボットデータエコシステム」を構築します。このエコシステムが稼働することで、データの蓄積とモデルの性能向上が加速度的に進み、より高度な汎用ロボットの実現につながります。AIRoAは、中長期的に、医療や建設など日本の社会課題の解決に資するロボットの導入が進むことを視野にいれています。

 

 製造業に強みを持ちかつ少子化が進む日本においては、ロボットの行動生成にLLM、特にTransformerモデルを用いたAIロボティクスの進化および対応領域の拡大が不可欠です。ABEJAは、従来よりロボットの行動生成にLLM、特にTransformerモデルを用いたAIロボティクスの研究開発を進めており、2024年11月には、ABEJA Platformに実装を完了しております。

(参照:https://www.abejainc.com/news/20241122/1

 このたび、AIRoAに参画し、AIロボティクス分野の最前線でABEJAおよび関係各所のノウハウを相互に活用することにより、ロボット産業全体の革新的な技術開発と社会実装の加速を推進でき、ABEJAにおいても「ゆたかな世界を、実装する」という経営理念を実現する上でも意義のある取り組みであると考え、正会員として入会する運びとなりました。

 ABEJAは、本取り組みにおいて、基盤モデルの設計や開発の方向性の決定に、議決権を通じて影響力を持つこととなります。

 


 本取り組みに関する詳細は、AIRoAのプレスリリースよりご確認ください。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000158322.html


 

 ABEJAは、引き続き、最新技術の研究開発に積極的に取り込み、産業構造の変革を推進してまいります。



【一般社団法人AIロボット協会概要】

和名:一般社団法人AIロボット協会

英名:AI Robot Association(AIRoA)

目的:ロボットとAIの融合により、ロボット開発の技術を革新する。それにより、社会におけるロボットの活用を推進する

事業:

AIロボットの開発促進のための取り組み

 ・ 基盤モデル開発に必要なデータの収集・保管・管理・公開

 ・基盤モデル・個別モデルの開発・運用・公開

 ・開発コミュニティの運営

AIロボットの社会普及のための取り組み

 ・AI ロボットによる効率化効果の計測・公開

 ・AI ロボットの安全性評価の検討・公開

その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

 


■ 株式会社ABEJAについて

ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。

 

本 社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階

設 立:2012年9月10日

代 表:代表取締役CEO 岡田 陽介

事 業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」

URL :https://abejainc.com



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